曽我部恵一が「アイムクレイジー」で映画初出演したワケ…即答で「やりますよ」

「アイムクレイジー」(C)2019 ザフール&スタッフ
「アイムクレイジー」(C)2019 ザフール&スタッフ

――完成した映画をご覧になった感想は?

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「改めて映画を観て、情熱にまっすぐ向き合っているなと感じました。すごくよかったです。物語はシンプルで、ファンタジーでもありますね。後に気球が上がったり、天使が出てくるのもそう。何か日常にファンタジーを感じて生きている人なんだろう、素敵だなと思いました」

――曽我部さんの曲作りについて、教えてください。自分自身をモチーフにするものでしょうか?

「僕の場合、自分が出ているかどうかっていうのはあんまり問題ではないですね。結果、いい曲であればいい。だから、いろんな作り方をしています。あんまり自分っていうのはこだわりすぎない。どうやったら、名曲が生まれるんだろうと思っているけど、難しいですね」

「アイムクレイジー」(C)2019 ザフール&スタッフ
「アイムクレイジー」(C)2019 ザフール&スタッフ

――2000年代初頭から、アーティストとコラボレーションにも積極的ですね。

「自分の可能性をあんまり信用してなくてね。もう何も出てこないんじゃないかなと思っているんです。映画やお芝居に出してもらうのも、そうなんですけども、最近も、歌詞だけ小説家の方に書いてもらったりしています。外からの刺激をもらわないと、自分の本当のものが出てくるか、不安なんです。だから、いろんな可能性にトライしてみたいんです。自分一人でやっても限界があるし、面白くないんです」

――今後もコラボレーションはやっていくのですか?

「いろいろやってみたいですね。一人でずっとやっていると、固まっちゃいますからね。よく脳って、その能力のほんのちょっとしか使われていないっていうじゃないですか。想像力とか感性とかもちょっとしか使われてないと思うと残念で、だったらいろんな刺激で自分にこういうことができるんだとか、こういう感覚あったんだっていうようなことをやってみたい。これが正解とか分からないけど、そういうふうにやっていったら飽きずに死ねるかなと思いますね。80、90くらいまで(笑)。だから、俳優業もやってみたいんです」

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