闘病中の坂本龍一、約6年ぶりオリジナルアルバム発売「あえて生のまま提示する」
昨年1月にがん再発を公表した音楽家の坂本龍一が21日、71歳の誕生日である2023年1月17日に約6年ぶりのオリジナルアルバム「12」を発売することが分かった。
闘病生活の中、日記を書くように制作した音楽のスケッチの中から12曲を厳選
昨年1月にがん再発を公表した音楽家の坂本龍一が21日、71歳の誕生日である2023年1月17日に約6年ぶりのオリジナルアルバム「12」を発売することが分かった。
2017年発売「async」以来、約6年ぶりのオリジナルアルバムが発売される。いまだ続く闘病生活の中、日記を書くように制作した音楽のスケッチの中から、12曲を選び1枚のアルバムにまとめた作品集で、各曲のタイトルは、曲を制作した日付となっている。
アートワークは坂本と親交のある美術家・李禹煥氏が本作のためにドローイングを制作した。
坂本は「2021年3月の大きな手術のあと、日記を書くようにスケッチを録音していった。そこから気に入った12曲を選びアルバムとした。何も施さず、あえて生のまま提示する僕のいまの音だ」とコメントした。
○「12」収録曲
01:20210310
02:20211130
03:20211201
04:20220123
05:20220202
06:20220207
07:20220214
08:20220302- sarabande
09:20220302
10:20220307
11:20220404
12:20220304
次のページへ (2/2)
【動画】約6年ぶりのオリジナルアルバム「12」ティザー映像