【鎌倉殿の13人】市原隼人、八田知家役は「人生で一番悩んだ」 完走に充実感

俳優・市原隼人がNHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(日曜午後8時)で演じる八田知家が、6日放送の第42回で最後の登場となり、NHKを通じてコメントを発表した。第42回では実朝の船建造のエピソードが描かれたが、市原が演じる八田が造船の責任者を務め、「この仕事を最後に隠居しようと思っている」と語っていた。

八田知家を演じる市原隼人【写真:(C)NHK】
八田知家を演じる市原隼人【写真:(C)NHK】

八田が自ら引退決め、6日放送の第42回が最後の登場に

 俳優・市原隼人がNHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(日曜午後8時)で演じる八田知家が、6日放送の第42回で最後の登場となり、NHKを通じてコメントを発表した。第42回では実朝の船建造のエピソードが描かれたが、市原が演じる八田が造船の責任者を務め、「この仕事を最後に隠居しようと思っている」と語っていた。

 市原は八田が自ら引退を決めたことに「自分ではない誰かの思想で未来を決めるのではなく、己の道を自分で決めていくというのが八田らしいなと思いました。どの時代も、時代につくられてしまう人間が多いと思うんです。その中で、時代につくられるのか、時代をつくるのかと言うと、知家は『自ら時代をつくってやろう』と。存在意義を、精いっぱい旗を振りながら『俺はここで生きているんだ』というのを、必死に汗をかいて。それが決して押しつけではなく、誰かに認めてほしいわけでもないと思うんです。自分を納得させるために自分で自分の生き方を選ぶ、自分の主君は自分である、という思いでずっと演じていました」と明かした。

 船は海に浮かべることはできなかった。

 市原は「ロマンなんですよ。やっぱりなんでもロマンです。こういう時代劇であっても当時のことを知っている人間はいないんです。『日本人はこうであってほしい』という、ある意味ロマンが含まれていまして、それがまたNHK大河ドラマなりのロマンを描かせていただいているわけで、その中の八田知家というのは、それもまた八田知家が思うロマンですので。『こうなりたい』『こうしたい』という思いももちろん大事なんですけど、そこに向かっていく思いが一番、自分を強くしてくれるんです。形ではなく目には見えないプロセスを一番大切にする知家としては、失敗だとか、できなかったということは思ってはいないのではないでしょうか。まだまだこれからやり続ければ、途中で終わったということはないですし、諦めなければいつかは成功すると思いますので、そんな思いでやっていました」と紹介した。

 八田知家として過ごした時間には「人生で一番悩みました。難しかったです。この役は本当に難しかったです。ただ、この八田知家という役を通じて、今回この『鎌倉殿の13人』、こんなに愛をもらえるとは思っていなかったです。本当に死ぬほどうれしいです。何にも変えられない財産をいただきましたので、本当にすてきな、貴重な経験をさせていただいて心から感謝しています」とした。

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