三宅裕司、仲本工事さんは「いつもニコニコしていた」 見て学んだこととは

タレントの三宅裕司が20日、東京・サンシャイン劇場で行われた劇団スーパー・エキセントリック・シアター(以降、SET)第60回記念本公演「堕天使たちの鎮魂歌~夢色ハーモニーは永遠に~」合同舞台稽古に登場した。当日は取材会も行われ、俳優の小倉久寛と野添義弘も登壇し、同作をアピールしていた。

公開舞台稽古に登壇した三宅裕司【写真:ENCOUNT編集部】
公開舞台稽古に登壇した三宅裕司【写真:ENCOUNT編集部】

SET60回記念公演をアピール

 タレントの三宅裕司が20日、東京・サンシャイン劇場で行われた劇団スーパー・エキセントリック・シアター(以降、SET)第60回記念本公演「堕天使たちの鎮魂歌~夢色ハーモニーは永遠に~」合同舞台稽古に登場した。当日は取材会も行われ、俳優の小倉久寛と野添義弘も登壇し、同作をアピールしていた。

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 三宅は「今回は歌をテーマに一本作ってみようということで、アクションを除いた音楽喜劇という形になっています」と作品を紹介しつつ、「今回、大変なのは歌とダンスでしょうね。芸能界の話なのでギャグは作りやすいんですけど、40人以上いる劇団員に役をつけて、できるだけたくさんの人間にギャグを背負ってもらって、お客様に笑ってもらうのがどれだけ大変か体験してほしいたいんですね。僕もいつ引退するかわからないので。そういう意味では本作り、稽古、ずっと大変でしたね」と振り返った。

 マネジャー役の野添は「SETに入る前には川島なお美さんの付き人をやってまして、そのときの社長さんも苦労されていたので、そのときの社長のイメージで想像しながらやってみました」と役作りについて明かしていた。

 報道陣から「今回、60回の記念公演ですが、目標は何回公演ですか?」という質問が上がると、三宅は「年齢的な目標は80歳まで。伊東四朗さんがね。『三宅ちゃん、70越えると急にくるからね』と言われて、今、実感しております。80まではなんとかやりたいと思ってます」と抱負を述べた。

 また、報道陣が19日に亡くなったザ・ドリフターズの仲本工事さんのことについて触れると、三宅は「僕はクレージーキャッツが好きで、ドリフも大好きで、音楽と笑いをやっている人は格好いいなと思って見てましたので。あまり共演したことがないので、なんとも言えないのですが、バラエティーで何度かご一緒したことがありまして、いつもニコニコしていて、気を遣わせないように気を遣っているような方で、しゃべりやすい先輩だなとは思ってました。音楽をやる人の間の素晴らしさを学びましたね」と語った。

 小倉は「驚きまして、悲しかったですね。大学が同じで大先輩、僕も体操をやっていたんで、勝手に特別な感情で見てました。昔、映画でご一緒させていただいたことがありまして、 ごあいさつさせていただいたのですが、とろけるような笑顔で微笑みかけてくれたのを覚えてます」としみじみと回想していた。

 同作は、音楽に情熱を注ぐ新旧ディーバたちと彼女たちを取り巻く音楽業界の人々の群像劇。20代から70代の総勢40名の劇団員によるミュージカル・アクション・コメディとなっている。東京公演はサンシャイン劇場にて10月21日から11月6日まで、秋田公演は11月9日に鹿角市文化の杜交流館コモッセ文化ホールにて上演する。

次のページへ (2/2) 【写真】「堕天使たちの鎮魂歌~夢色ハーモニーは永遠に~」での集合ショット
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