マツコ・デラックス、50歳を前に抱負「全速力で駆け抜けられるのもラストチャンス」

タレントのマツコ・デラックスが12日、都内で行われた令和4年度北海道米の新米発表会にゲスト出演した。

イベントに出席したマツコ・デラックス【写真:ENCOUNT編集部】
イベントに出席したマツコ・デラックス【写真:ENCOUNT編集部】

26日に50歳の誕生日を迎える

 タレントのマツコ・デラックスが12日、都内で行われた令和4年度北海道米の新米発表会にゲスト出演した。

 2014年から北海道米のPRキャラクターを務め、知名度の向上とブランド力の構築に貢献してきた。今年のキャンペーン名は「マツコの重み。北海道米BIGLOVEキャンペーン」。マツコ・デラックスのイラストがデザインされたオリジナル米袋に入った120キロの米(ゆめぴりか60キロ、ななつぼし60キロ)が抽選で10名に当たる。

 昭和37年の1962年には国民一人当たりの年間米消費量が120キロだったが、近年は50キロ程度に低下しているという。マツコは「10年(※実際は9年)もやらせてもらっているので結果出したいんだけど、手ごわいわ」と弱音をのぞかせつつも「やっぱりね、お米を食べるとね、元気が出る。糖分だから脳にもいい。朝飯を食う、それだけで世の中よくなるんじゃない」と米飯パワーに期待。「優勝力士ぐらいしかもらえないわよね、いいキャンペーンよね」と絶賛した。

 4ブランドの新米「ななつぼし」「ゆめぴりか」「ふっくりんこ」「えみまる」の試食では、茶碗に盛られたご飯を余すことなく完食。食レポ風においしさを伝えたが、「『ゆめぴりか』がすごかった。今年、すごいね。すごいから、皆さん買って」と“すごい”を連発し、うまさを表現した。

 さらにここからがマツコの真骨頂で、試食で歯に挟まったごはん粒を確認するために、「鏡ないかしら」。姿身を壇上に運んでもらい、公開歯間チェックを恥じらうことなく実施。「ダメ、挟まっている。これじゃしゃべれない。ようじない? ようじ!」と叫び、スタッフにようじを手渡され歯に挟まった米粒を取り除くと、やっと安堵(あんど)の表情を見せた。

 今月26日に誕生日を迎える。「50歳! 50になります」というマツコは40代を振り返り「私にとっては、本当青天のへきれきというか、自分がまさか、こんなふうに芸能人になるとは思ってなかったから。この10年は大きな仕事をいっぱいやらせてもらって、思い残すことはない。何の悔いもない、本当にいい人生」と満足そうに告白する。

「(いいのは)仕事だけなんだけど」と少し自虐的要素をはさんだ後、「20年以上、ガチ男いませんからね。私生活は何の潤いもございませんが、その分、仕事で輝けたのかなと感謝しています」とマツコ流ライフアンドワークのバランス具合を明かした。

 50代の目標に質問が及ぶと、「やっぱり精神的にも体力的にも全速力で駆け抜けられるのも、ラストチャンスのような気がするのよ。それが何か明確に見えているわけじゃないけど、もう1回全速力で何かを頑張ってみたいなと思います」と、今後も仕事一途で生きることを宣言した。

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