女優の中谷美紀が1日、都内で行われた「日本茶の日 お～いお茶大茶会」に出席した。

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　イベントでは、茶道部の学生とお茶や日本文化の未来についてのトークセッションが行われ、同イベントに参加した感想を聞かれた杉並学院高等学校茶道部の学生が「いつもは自分自身が学ぶことで精いっぱいだったんですけど、今回の茶道体験を通して、人様に伝えることの難しさを感じました。また相手への配慮やおもてなしの気持ちを意識して頑張りました」と感想を語ると、中谷は「素晴らしいですね」と絶賛。「私もお茶を始めたばかりの頃はお手前に集中しておもてなしの心なんてまったくなくて、ただお手前を正しくすることしか考えられなかったんですけど、もう高校生にしておもてなしの気持ちまで考えていらっしゃるということに感服いたしました」と舌を巻いた。

　また、東洋大学京北高等学校茶道部の学生が、茶道部に入部してよかったことを聞かれ「人見知りが改善されてきて、感情を自然に表に出すことができるようになりました」と答えると、中谷は「人前で恥をかくことが多くて、お茶に親しむまでは怖かったんですけど、私もお茶室で見知らぬ方々の前でお手前をして、失敗をすることで、あるいは先生から間違ったことは違うとご指導いただくようになって、失敗することが怖くなくなりました。失敗してこそさらに自分が成長できますし、私も人見知りが克服できました」と自身が茶道から学んだことを告白。会場の学生たちが日本茶を広める活動をしていることを目にすると「私も大人になってから日本文化を学び始めたんですが、こうしてお若い方々が積極的に日本文化を学び、広めようと活動することに感動いたしました。見習いたいです」と感心した。

　さらに、同イベントではギネスワールドレコーズが認定する正式記録名「お茶のオンライン交流会に参加した最多ユーザー数」に挑戦。参加人数500人を超えるとギネス認定となるが、見事3295人が参加しギネス認定された。これに、「一番摘みのお～いお茶」のCMキャラクターを務める中谷は「私も実は伊藤園さんの広告に携わらせていただいて27年になるんですけど、いずれギネスに挑戦することは可能でしょうか。ギネスでCM最長って何年になるんですかね」と尋ね、同社社長から「中谷さんが何歳までやっていただけるかじゃないですか」と答えると、中谷は「生涯ということでしょうか。では生涯でCMをさせていただいた記録をいずれギネスに載せていただきたいです」と意欲を見せた。