竹原慎二、がん闘病中のジム会員にエール 自身もがん克服「一番は気持ちなんですから」
ボクシングの元世界ミドル級王者・竹原慎二が、闘病中のジム会員と対談。がん闘病経験を持つ立場から、生きることへのエールを送っている。
ジム会員でプロボクサーを目指す息子を持つ田中さんと対談
ボクシングの元世界ミドル級王者・竹原慎二が、闘病中のジム会員と対談。がん闘病経験を持つ立場から、生きることへのエールを送っている。
自身のYouTubeチャンネルで「余命半年のジムの会員さんに『家族の為にも生きる』竹原の想いを伝えました」と題した動画を投稿。自身もがんを患い、闘病経験のある竹原が、ジム会員と対談する回となった。
今回登場するのは、ジム会員の田中さんだ。10年来のジム会員で、昨年5月にがんが見つかったという。大腸から肺に転移が見つかり、ステージ4で余命2年半と宣告されたことを明かした。
病気を受け入れることはできたという田中さん。がんを克服した竹原とは、死生観について話したという。そこで竹原は田中さんに対して、プロボクサーを目指す息子・コウイチくんのためにも、彼がプロになれる年齢の17歳になるまで生きるように諭したとも明かしている。
竹原は田中さんに対して、「田中さんは絶対に頑張ってもらって、生き延びてもらって、これからがんになった人の希望になってもらいたい」と“願い”を伝える。先日、肝臓にも転移が見つかって手術したといいう田中さんに、「こういう人が10年、20年生きたら、希望になるわけよ」「ひっくり返しましょう、頑張りましょう」と熱く伝えた。
そして、「一番は気持ちなんですから。医者がなんて言おうと、生きている人がいるんですから」と、がん克服経験があるからこそ言える言葉をかける竹原。時に弱気になってしまう田中さんに、気持ちを強く持つように繰り返し語りかけている。
コメント欄では「感動しました。強い人だ二人は」「癌から生還した竹原さんの言うことだから説得力あるなぁ」「必ず病魔に打ち克って、コウイチ君のデビューを見届けましょう!」「コウイチ君が世界チャンピオンになるその日まで、応援しています!」などの声が寄せられていた。