キンプリ平野紫耀主演「クロサギ」、メインビジュアル解禁 井之脇海&中村ゆりの出演決定

「King & Prince」の平野紫耀が主演を務める10月21日スタートのTBS系金曜ドラマ「クロサギ」(午後10時)のメインビジュアルが17日、解禁となった。また、俳優の井之脇海と中村ゆりが出演することが同日、分かった。

「クロサギ」のメインビジュアルが解禁【写真:(C)TBS】
「クロサギ」のメインビジュアルが解禁【写真:(C)TBS】

10月21日放送スタート

「King & Prince」の平野紫耀が主演を務める10月21日スタートのTBS系金曜ドラマ「クロサギ」(午後10時)のメインビジュアルが17日、解禁となった。また、俳優の井之脇海と中村ゆりが出演することが同日、分かった。

 本作は、詐欺によって家族を失った主人公・黒崎高志郎(くろさき・こうしろう/平野)が「詐欺師を騙す詐欺師=クロサギ」となって、本当の「敵」を探し出し打倒していく物語。原作は黒丸・夏原武による漫画「クロサギ」シリーズで、2003年から13年まで「週刊ヤングサンデー」「週刊ビッグコミックスピリッツ」(ともに小学館)にて連載。単行本は累計発行部数850万部を超える超人気作品だ。連載中の06年にはTBSにて山下智久主演で連続ドラマ化、08年には映画化もされた。

 今作では、13年に全42巻で完結した漫画シリーズを原作に、いわば“クロサギ完全版”として新たにドラマ化。22年の現代を舞台に、今の日本でリアルに起こっている詐欺に「クロサギ」が喰らいつく。「詐欺」が誰にとっても身近な脅威となっている現代の日本で、「クロサギ」がどのように暗躍するのか。さらに、原作完結前の前ドラマシリーズでは描かれなかった、主人公・黒崎vs家族を奪った最大の宿敵の直接対決も今作のみどころとなる。

 このたび解禁されたメインビジュアルは、白の世界の“正義”、そして黒の世界の“悪”。その間にいる「クロサギ」が、さまざまな人間との出会いの中で葛藤しながらも、本当の「敵」を探し出し立ち向かう、力強さを表現したビジュアルに仕上がっている。そんな「クロサギ」を囲む面々のまな差しは、優しさや鋭さも感じつつも、どこか悲しげに見える。22年の現代を舞台としている本作ならではの、闇に光るピンクのネオンがモチーフとなった世界観も、このビジュアルのポイントだ。

 そして、メインビジュアル解禁と同時に、黒崎と敵対する警察官・神志名将(かしな・まさる)役で井之脇が、三浦友和演じる桂木の腹心・早瀬かの子役で中村の出演も決定し、「クロサギ」を囲む個性豊かなキャストがそろった。

 井之脇が演じる神志名は、自己の出生にまつわる事件から詐欺師という存在を憎んでおり、詐欺事件の捜査に執念を燃やす警部補。正義感が強く、特に詐欺師である黒崎に対しては、攻撃的な振る舞いをし、敵対する。しかし黒崎を追っていく内に、詐欺師によって人生を狂わされた彼の過去を知っていく。神志名と黒崎のお互いに対する心情の変化にも注目だ。

 井之脇は出演にあたり「お話をいただいてから、すぐに原作を読んで、一番好きになったキャラクターが神志名でした。詐欺を憎み、どんな手を使ってでも詐欺師を追いつめる、その異常な執念の裏にある、彼の抱える孤独や痛みに、とても心動かされました。神志名の背負っているものを大切にしつつ、“地に足をつけているけど、一生懸命に背伸びして生きている”姿を全力で演じて、黒崎を追いつめていきたいと思います」と意気込んだ。

 続けて、「平野さんとは2回目の共演なので、撮影初日から色々な話をしながら撮影できています。役の関係性について話し合いながら、丁寧にシーンを重ねていくので、敵対しつつも何かを感じ合っている黒崎と神志名にも、ぜひ注目して見ていただきたいです」と見どころを語った。

 そして中村演じる早瀬は、桂木が店主の甘味処の店員であり、桂木の手足となって働く腹心。桂木のために行動し、情報収集や邪魔者の始末も行う。表の顔は明るい店員で、黒崎にも姉のように接して仲良く話すが、黒崎が出すぎたマネをすると釘(くぎ)を刺す場面も。本作では詐欺師界のフィクサー・桂木の腹心として、表の顔と裏の顔を持つ早瀬をどう演じていくのかにも注目だ。

 中村は早瀬という役柄について「裏社会のフィクサーの右腕になりえる女性の役なんて、どんな背景がありどんな人生を歩んできたのだろうと、想像すると楽しいようで少し怖いです。世の中には人をだまして良い思いをしている人がこんなにいるんだと憤りますが、黒崎さんがコテンパンにしていく様が気持ちの良いドラマになるはずです。是非楽しみにしていてください」とコメントした。

次のページへ (2/2) 【写真】警察官・神志名将演じる井之脇海&早瀬かの子役・中村ゆり
1 2
あなたの“気になる”を教えてください