中川大志、自身の名前入った“冠舞台”で初座長「仮のタイトルかと思っていたけど…」
俳優の中川大志が13日、都内ホテルで行われた音楽劇「歌妖曲~中川大志之丞変化~」の製作発表会に登場した。今作が本格的な舞台に初挑戦となる中川は「いい舞台にします。楽しみにしていてください!」と意気込みを語った。
音楽劇「歌妖曲~中川大志之丞変化~」製作発表会に登場
俳優の中川大志が13日、都内ホテルで行われた音楽劇「歌妖曲~中川大志之丞変化~」の製作発表会に登場した。今作が本格的な舞台に初挑戦となる中川は「いい舞台にします。楽しみにしていてください!」と意気込みを語った。
音楽劇「歌妖曲~中川大志之丞変化~」は11月6日~30日まで東京・明治座にて、その後福岡・キャナルシティ劇場、大阪・新歌舞伎座で上演予定。中川は醜い風貌と不遇な宿命を背負い、大衆芸能・歌謡界で悪逆の限りを尽くす主人公「鳴尾定」が、美貌の歌手「桜木輝彦」となり歌謡界を席巻するも、破滅の道へ突き進む、昭和歌謡版リチャード三世を鮮やかな変化で演じる。
この日の製作発表会には作・演出の倉持裕氏と中川、松井玲奈、福本雄樹、浅利陽介、中村中、山内圭哉、池田成志が出席。発表会の終盤には、出演者で公演宣伝部長の徳永ゆうきも登場し、作品の公演の魅力をアピールした。
中川は「こうして出演者の皆さまと初めて顔を合わせて、久々に震えるくらい緊張しています」とあいさつ。プロデューサー陣から出演を手紙でラブコールされたことを明かし、「1年半前からこの『歌妖曲』に向けてボイストレーニングを始めたり。少しずつ準備をしてきて、いよいよ今週から稽古。ここまできたなと」と胸を張った。
今回が本格的な舞台に初挑戦。「念願かなって舞台の上でお芝居できることに感謝したいと思っています」と周囲に感謝し、「見てくださる方の深い部分に響くようなエネルギーのある作品にできるように頑張ります」と意気込み。「分からないことがたくさんありますし、未知の挑戦。僕自身が知らない自分にたくさん出会えたらいいなと思っております。一生懸命、精いっぱい演じたい」と目を輝かせていた。
自身の名前が冠された「歌妖曲~中川大志之丞変化~」というタイトルに、中川は「仮のタイトルだと思っていたけど、本当のタイトルとして発表になっていたので、ドキドキしています」と照れ笑いを浮かべていた。