9人組グローバルガールズグループ・Kep1erが10、11日に日本デビューを記念して千葉・幕張メッセ幕張イベントホールで「Kep1er Japan Debut Showcase Live 」を開催。全3公演で計2万人を動員し大盛況のうちに幕を閉じた。

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　本公演は一般発売後に全3公演、計2万席が3分で即ソールドアウトしたことでも話題となった。当初は10日と11日夜の計2回公演の予定だったが、先行受付に申し込みが殺到したため多くのファンの期待に応えるかたちで急きょ11日に昼公演が追加された。

“グローバルのワンピック”として世界中から注目を集めるKep1erは、ユジン・シャオティン・マシロ・チェヒョン・ダヨン・ヒカル・ヒュニンバヒエ・ヨンウン・イェソからなる9人組。韓国の音楽専門チャンネルMnetが昨年8月から放送した日中韓ガールズグループオーディション番組「Girls Planet 999：少女祭典」を通じて応募総数約1万3000人の中から激戦を勝ち抜いて誕生した。

　ファンの熱気で会場が埋め尽くされる中、オープニング映像に続いてメンバーが登場すると会場のボルテージが一気に上昇。「WA DA DA (Japanese ver.)」のパフォーマンスから日本デビューショーケースが幕を開けた。Kep1ian（Kep1erのファンの呼称）が振るたくさんのライトスティックが揺れる中、エネルギッシュでラブリーなパフォーマンスで観客を魅了。パフォーマンス後に今回のデビューショーケースの司会を務めたラジオDJ・古家正亭氏の呼びかけでメンバーが再登場すると観客から大きな拍手で迎えられた。

　Kep1erのメンバーは「Catch your eye, Catch your mind! Kep1erです!」と一段と大きな声であいさつし1人ずつ自己紹介。日本人メンバーのマシロは「今日が本当に待ち遠しかったです。何よりKep1erという名前で日本のステージに立つことを夢見ていたのでそれがかなって本当にうれしいです」と感激の面持ちで感謝の気持ちを伝えた。ヒカルも「私もKep1erとして日本デビューをすることができて本当にうれしいです。私が韓国にいる時、他のメンバーがたくさん助けてくれたように日本では私がみんなのことを引っ張っていきたいです」と笑顔を見せた。

　ステージでは韓国セカンドミニアルバムのタイトル曲「Up!　Japanese ver.」や日本デビュー曲「Wing Wing」を初披露。リーダーのユジンは「私たちの日本デビュー曲『Wing Wing』は2つの羽で力強く飛び立って、皆さんに私たちのことを覚えていただくために、Kep1erの明るくて活発な魅力を込めた曲です」と楽曲に込めた気持ちを伝えた。中毒性のある印象的なメロディーラインと羽ばたきをイメージした手で翼を作る「Wing Wing ダンス」が話題となりダンスカバーが続々とSNSに投稿されている。

トークや写真撮影ゲームでも盛り上げ、最後に日本オリジナル楽曲「Daisy」を披露。パフォーマンス後、メンバー9人が手をつなぎ「ありがとうございました。Kep1erでした!!」とあいさつし初の日本デューショーケースを大盛況のうちに終えた。

　Kep1erの日本1st Single「〈FLY-UP〉」は9月10日付のオリコンデイリーシングルランキングで1位に輝いた。“FLY-UP”は「鳥のように両翼を広げて力強く舞い上がり、Kep1erだけの弾けるエネルギーと魅力で上昇する」という意味が込められている。

　Kep1erは今回の来日で多数の日本のメディアに登場。女性誌「non-no」、「mini」、「Popteen」の表紙を飾ったほか、音楽番組ではNHK「Venue101」、TBS「CDTVライブ!ライブ!」、テレビ朝日「MUSIC STATION」、フジテレビ「Love music」で日本デビュー曲「Wing Wing」のパフォーマンスを披露した。