【ONE】平田樹、起死回生の右オーバーハンド 計量失敗も復活「自分の得意なパンチ出せた」

格闘技イベント「ONE FIGHT NIGHT 1: MORAES VS. JOHNSON II」は27日、シンガポール・インドアスタジアムで開催。平田樹がリン・ホーチン(中国)に判定勝ち。再起戦を飾り、6勝1敗とした。

平田樹【写真:ENCOUNT編集部】
平田樹【写真:ENCOUNT編集部】

再起戦飾り「きつかった練習思い出した」

 格闘技イベント「ONE FIGHT NIGHT 1: MORAES VS. JOHNSON II」は27日、シンガポール・インドアスタジアムで開催。平田樹がリン・ホーチン(中国)に判定勝ち。再起戦を飾り、6勝1敗とした。

 平田は前日計量で計量失敗。キャッチウェイトで行われることになっていた。

 試合は1R、2Rとなかなか主導権を握れない。左が出ずワンパターンな攻撃に終始。劣勢のまま最終Rへ。

 残り1分をきったところで、疲れの見えるホーチンに平田の起死回生の右オーバーハンドが炸裂。ダウンを奪うと、両手を広げてからパウンドへ。終了まで攻撃の手を緩めず、判定で勝利をものにした。

 試合後、リング上で「5分3Rには絶対なると思っていた。最後は今まできつかった練習を思い出しました」と感極まり目を潤ませた。「(最後の一撃は)コーチとチームメートと対策していた。くると分かっていた。自分の得意な右のパンチを出せた。よくわかんないですけど、いっぱい練習しました」とまくしたてていた。

次のページへ (2/2) 【動画】起死回生の右オーバーハンド! 平田がダウンを奪う瞬間
1 2
あなたの“気になる”を教えてください