コミケ初参加のコスプレ娘、素顔は“リケジョ”「プログラミングと衣装づくりは似てる」

世界最大の同人誌即売会「コミックマーケット100」が13日、東京ビッグサイトで開催された。記念すべき100回目のコミケは3年ぶりの夏開催とあって、台風8号が接近するなかでも熱気十分。アツい会場内で一際視線を集めるコスプレイヤーたちの素顔に迫った。

「ドクロちゃん」さん【写真:ENCOUNT編集部】
「ドクロちゃん」さん【写真:ENCOUNT編集部】

アニメ「ワッチャプリマジ」の甘瓜みるきの衣装で参加

 世界最大の同人誌即売会「コミックマーケット100」が13日、東京ビッグサイトで開催された。記念すべき100回目のコミケは3年ぶりの夏開催とあって、台風8号が接近するなかでも熱気十分。アツい会場内で一際視線を集めるコスプレイヤーたちの素顔に迫った。

 クマのぬいぐるみがたくさんあしらわれたドレスがかわいらしい「ドクロちゃん」さんは、コスプレ歴5年もコミケは今回が初めての参加だという。

「地元の熊本のイベントには参加してたんですが、就職を機に上京してすぐコロナ禍になってしまって、コミケには行けてませんでした。同じビッグサイトでやってる他の同人誌即売会にはサークル参加してるんですが、コミケは規模が大きすぎて少し怖いです。今回参加してみて、人数制限があってもこんなに人が多いのかとびっくりしてます」

 この日はアニメ「ワッチャプリマジ」の甘瓜みるきの衣装で参加。「アイドル活動をしてて自分が大好きなぶりっ子のキャラ。私は自分に自信がないので、自信満々なところが憧れです。費用は3~4万円くらい。いつもは1万円以内なので、奮発しました!」とはにかむ。

 キャラクター同様にかわいらしい雰囲気のドクロちゃんさんだが、お仕事はプログラマーというから驚きだ。「主に家電製品のプログラムをしています。パソコンが好きで、理系の高校で競技プログラミングをやってました。プログラミングと衣装づくりは、黙々と終わりがない作業をするところが似てる。もっとプログラマーとしてキャリアを積んで、年収が上がるといいなーと思ってます(笑)」。“リケジョ”らしく、ちゃっかりした一面ものぞかせた。

次のページへ (2/2) 【写真】甘瓜みるきに扮したドクロちゃんさんのアザーカット
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