「イッセイミヤケ」三宅一生さんの訃報を海外メディアも報道 「革命的」キャリアに注目
世界的ファッションデザイナーの三宅一生さんが、肝細胞がんのため5日に死去した。9日の一報を受け、海外メディアも報じている。
三宅一生さんが肝細胞がんのため5日に死去
世界的ファッションデザイナーの三宅一生さんが、肝細胞がんのため5日に死去した。9日の一報を受け、海外メディアも報じている。
三宅さんは世界的ブランド「ISSEY MIYAKE」で知られ、文化勲章受章者でもある。そんな三宅さんの訃報を、英国営放送「BBC」は「革命的な日本のファッションデザイナー、イッセイ・ミヤケが死去した」と報道。その死を悼んでいる。
また、フランス紙「ル・モンド」はその死を伝え、「それまで見たことのない素材を使ってファッション界で存在感を高め、半世紀以上のキャリアを築いた」と紹介した。
三宅さんは1938年、広島県出身。多摩美術大学を卒業後、65年にフランスへ渡り、その後はアメリカでの修行も経験。帰国後、70年に三宅デザイン事務所を設立し、翌71年にブランド「イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)」を立ち上げた。