俳優の竹内涼真、横浜流星がダブル主演を務める映画「アキラとあきら」（26日公開）の完成披露舞台あいさつが8日、都内で行われ、竹内と横浜のほかKing & Princeの高橋海人、石丸幹二、ユースケ・サンタマリア、江口洋介、メガホンをとった三木孝浩監督も参加した。

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　映画の内容にかけ「大事にしている仕事での信念は？」と聞かれた竹内は、少し考えて「これは“六本木の男”で答えたほうがいい？」とニヤリ。自身が出演しているドラマ「六本木クラス」での役柄に触れ、「信念と聞くとそっちに引っ張られてしまう。危なかった（笑）」おちゃめな発言で笑わせた。

　改めて竹内は「この仕事を始めて10年になるけど、現場が1番好き。みんなでコミュニケーションをとって、セッションをして、作品をいいところに持っていく作業が好きなんです。すばらしい方が集まって作品を尽きるので、できる限りコミュニケーションをとって意見交換するのが大事」と仕事に対しての思いを語った。

　横浜は「妥協しないこと。みなさんにいい作品を届けるため、同じ方向に向かって妥協しないことが大事」ときっぱりと答えた。司会者から「もし妥協しそうになったら？」と聞かれるも、「ないです。みなさんの心に残る作品を届けることに妥協するのは失礼。どんなときも妥協はしない」とストイックな姿勢をみせた。

「アキラとあきら」は、池井戸潤氏の同名小説が原作。同じ名前を持ちながらも対照的な宿命を背負った2人の若者が情熱と信念だけを武器に社会立ち向かう姿を描く。人を救うバンカーになるという情熱を持った銀行員・山崎瑛＜アキラ＞を竹内、大企業の御曹司ながら次期社長の 椅子を拒絶し血縁のしがらみに抗い続ける階堂彬＜あきら＞を横浜が演じた。

※高橋海人の「高」の正式表記ははしごだか