【オールドルーキー】第6話 正社員初仕事でバスケ選手担当 J1時代の新町の過去も明らかに

綾野剛が主演を務めるTBS日曜劇場「オールドルーキー」(午後9時)の第6話が7日に放送された。

主演を務める綾野剛【写真:ENCOUNT編集部】
主演を務める綾野剛【写真:ENCOUNT編集部】

新垣に寄り添う新町「誰よりもアスリートの気持ちをわかってくれる」

 綾野剛が主演を務めるTBS日曜劇場「オールドルーキー」(午後9時)の第6話が7日に放送された。

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 同作は、綾野演じる元サッカー日本代表の新町亮太郎が現役を引退し、新たにスポーツマネジメントの世界でセカンドキャリアを踏み出すヒューマンドラマ。日本代表に上り詰めたものの、けがの影響で低迷した新町は、所属していたJ3チームが突然解散し37歳で現役引退を余儀なくされてしまう。しかしサッカー以外に何もやってこなかった新町の再就職は厳しかった。そんな中、スポーツマネジメント会社「ビクトリー」の社長・高柳雅史(反町隆史)に声をかけられた新町は、ビクトリーで契約社員として働くことに。

(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

 晴れて正社員になった新町は、バスケットボール選手の新垣和人(浅利陽介)のマネジメントを担当することに。ベテランの新垣は妊娠中の妻と生まれてくる子どものために、所属するBリーグの「千葉ジェッツ」から地元の「琉球ゴールデンキングス」への移籍を希望していた。もともと新垣を担当していた葛飾吾郎(高橋克実)の力もあり、キングスへの移籍はほぼ決まっていたようなものだった。しかし新垣は移籍前の練習中に大けがをしてしまい、キングスへの移籍交渉もストップしてしまう。

 新町はジェッツへ戻ることを提案するが、葛飾が担当する新人選手が同じポジションで決まってしまい、新垣の復帰は絶望的に。高柳も新垣とのマネジメント解消を考え始める。新垣の新たな受け入れ先を探す新町だが、けがをした新垣を受け入れるチームはなかった。

 少しでも早く復帰したいと焦る新垣の姿に、新町は自身の過去を重ねる。新町もJ1時代に左足首を骨折していたのだった。「1年ブランクがあったら、もう僕のポジションはどこにもない」と無理して練習する新垣を、新町は止めに入る。しかし新垣は、「頑張らなきゃダメなんだよ! 新町さんはなんにも分かってないんです!」と苛立ちをぶつけた。新町は「なんにも分かってなくないです! 分かります新垣さん。僕もあなたと同じように、大けがしたことありますから」と、自身の過去を打ち明けた。

 当時、リハビリに入ったものの「とにかく早く復帰したかった」という新町は、足の違和感を隠して試合に出てしまった。「結局、また同じところを痛めちゃって、それがJ1からJ2に落ちるキッカケになりました。散々後悔しましたよ。あのとき、あんな無茶しなきゃよかったって」と明かす新町。当時自分にマネジメントがいてアドバイスがあれば、今もJ1でプレーできたかもしれないと語り、「今のあなたには僕がいます。僕は新垣さんが必ず復活できると信じています」「絶対に移籍先を見つけてきますから」と思いをぶつけた。新町の言葉を信じた新垣は、「僕の現役人生を預けます」と答えた。

 新町は希望移籍先に提出するため、新垣と同じけがから復帰して活躍しているスポーツ選手のデータを集め始める。パソコンのキーボードももろくに入力できない状態ながら、必死にデータを探す新町。ビクトリーのメンバーに助けを求め、全員で徹夜して資料を作り上げた。その様子を見た葛飾は、再びキングスに交渉するよう提案する。新町は資料を手にキングスのもとを訪れると、バスケに限らず同じけがをしても復活して活躍している選手がたくさんいること、新垣が地元でのプレーを熱望していることを伝える。新垣も、来シーズンを捨ててでもけがをしっかり治し、元のプレーができるようになることを目指すと伝えた。その結果、キングスは年俸300万円で新垣と契約することを決めた。

 新町の現役時代の過去が明らかになり、SNS上では「左足首骨折してたんだ」「新町くん、無理したんや……」「それが選手生命を縮める結果になったんですね」と反応が。また、復帰に焦る新垣に寄り添う新町に、「同じ経験してる新町さんから言われちゃ、説得力が違いすぎる」「亮ちゃんは誰よりもアスリートの気持ちをわかってくれるマネジャーだよ」といったコメントが挙がっている。

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