「プレデター」最新作は前代未聞の大量アクションシーン 舞台裏では超過酷トレーニング

世界中でカルト的人気を誇る伝説的シリーズ「プレデター」の最新作「プレデター:ザ・プレイ」が、ディズニープラス「スター」で5日から独占配信される。このたび、本作のキャスト・スタッフが、同シリーズの魅力について明かした。

シリーズ最新作「プレデター:ザ・プレイ」【写真:(C)2022 20th Century Studios】
シリーズ最新作「プレデター:ザ・プレイ」【写真:(C)2022 20th Century Studios】

“1700年代版のSEALs(米海軍特殊部隊)を育てるトレーニング”

 世界中でカルト的人気を誇る伝説的シリーズ「プレデター」の最新作「プレデター:ザ・プレイ」が、ディズニープラス「スター」で5日から独占配信される。このたび、本作のキャスト・スタッフが、同シリーズの魅力について明かした。

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 本作は、先日アメリカで開催されたサンディエゴ・コミコンにて、一足先に本作の先行試写会が実施された。海外の批評家からは「この映画はファンがずっと求めていたもの!」「これまでのシリーズを優に超えるほどの傑作」など絶賛の声が数多くあがった。

 多くのファンを狂喜乱舞させた本作の魅力の1つが、主人公ナルとプレデターとの壮絶なバトル。これまで見たこともないようなアクションシーンを実現するために、キャストたちに壮絶なトレーニングに挑んでいた。

 ナルを演じたアンバー・ミッドサンダーは、初めて本作の脚本を読んだときについて、「『すごくたくさんアクションがある!』と思ったわ。それが最初の正直な感想。30ページもアクションの描写が続くところがあって、思わず『えっ! 何ページか読み飛ばした?』と感じたわ」と、衝撃を明かした。

 脚本30ページ分のアクションという前代未聞のシーンを実現させるために、製作陣はかなりハードなトレーニングを用意。“ブートキャンプ”とも呼ばれる高強化トレーニングで出演者たちは、ハードなアクションをこなすために心肺能力を高め、アクションを習得し、武器の扱いから乗馬にいたるまでさまざまな技術を学んだようだ。

 本作の監督を務めたダン・トラクテンバーグいわく、“1700年代版のSEALs(米海軍特殊部隊)を育てるトレーニング”だったとのこと。これに加えて、キャストたちは、伝統的なネイティブ・アメリカンのサバイバル技術も学んだ。さらにキャストたちを苦しめたのが“標高”。カナダのカルガリーの雄大な地形で撮影されており、手つかずの大自然は、素晴らしい景観を与えた一方で、映画製作の環境としてはとても厳しいものだった。

 トラクテンバーグ監督は「肉体的なトレーニングはそれ自体きついが、彼らはそれを慣れていないところでやってのけた。歩くだけでも普通よりきついところでね。彼らは本当によく頑張ってくれた」とキャストをねぎらった。

 続けて、「この作品はアクション要素も大きく、とても肉体的な要求が多い。それをこなすのは簡単なことではなかったけど、アンバーはしっかりと実現してくれた。この映画の彼女のアクションはすごいよ!」と太鼓判を押している。

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