12年ぶりの開催となる大規模お笑いフェス「LIVE STAND 22-23」の合同取材会が20日、都内で行われた。ネルソンズ、見取り図、ニューヨーク、おいでやす小田、野田クリスタル、ZAZYが登壇した。12年前のエピソードトークでは、見取り図のリリーが大阪・西成の家について言及した。

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　同イベントは2022年8月に東京公演、9月に大阪公演、23年1月には福岡公演と3か所で開催。博多華丸・大吉、中川家、千鳥、かまいたち、海原やすよ ともこら豪華芸人たちの出演が発表されている。

　07年から10年まで、4度にわたり開催されていた同イベント。07年は東京公演のみの開催であったが、08年は東京と大阪で開催。09年は新型インフルエンザの感染拡大の影響で東京公演のみになっていた。10年は東京と大阪で実施したが、11年は東日本大震災の影響で中止になっていた。

　12年ぶりの開催となる今回。さまざまな芸歴の7組が各々の12年前についてエピソードトークを展開した。ネルソンズ・和田まんじゅうは「地下鉄のタイルを持って、上まで持ってあげるというバイトをしていましたね。2時間で1万8000円だった」と告白。これには他の芸人から「結構もらってるな」と笑いが起きた。和田は「めちゃくちゃきつかった。途中ピラミッド作ってるんじゃないかと思いました」と振り返った。

　リリーは「そのとき、本当にお金もなく。当時10年前なんで、大阪・西成の4万1000円の家に住んでいましたね」と苦労を明かした。

　これには相方の盛山晋太郎がすぐさま反応。「お前、今も住んでるやろ。頭おかしいだろ。ずっとあのときから家を変えてない。怖い」と“暴露”した。

　朝の帯番組にレギュラー出演し、ネット番組では冠を持つほど“売れっ子”の見取り図。それでもリリーが当時の家から引っ越さないことに周囲はざわついていた。