お笑いコンビ「ロンドンブーツ1号2号」の田村淳が20日、都内で行われた「中小企業からニッポンを元気にプロジェクト」第4期発表会に出席した。

　2021年1月に発足した「中小企業からニッポンを元気にプロジェクト」のアンバサダーを務める淳。プロジェクトのビジョン「変わろう。変えよう。挑戦で。」のもとに、この日の発表会には第2期からアンバサダーを務めているウエンツ瑛士、前田敦子と、第4期から新しくアンバサダーに就任した藤原紀香、小雪、紗栄子、溝端淳平も加わった中小企業の経営者たちとのトークセッションに参加した。

　淳はプロジェクト発足からアンバサダーに就任し、中小企業の経営者たちとコミュニケーションをとってきた。「ただ刺激をもらうだけではなく、もらった刺激を普段からいかに伝えていくかを考えています」とアンバサダーとしての心構えを語った。

　実際に淳の働きかけで中小企業を紹介する地上波番組もスタート。「自分の会社の話をしているときはイキイキしている。吉本興業にはそんな社員さんあまりいない」と自虐を交えながら話すと、会の進行を担当していた久代萌美アナウンサーがすかさず「そんなことないですよ」とフォロー。淳は「闇が深いところなので」としながらも、「（中小企業の）キラキラしている人たちを応援できて幸せ」と笑顔を見せた。

　中小企業の今後の発展について、淳は資金面や制度面での「国とのつながり」の大切さを主張。さらに、「個人的に、僕、友だちが国会議員になったので……」と話すと、久代アナが「例のあの方ですね」とやんわりツッコミ。「国政とのつながりを持って、パイプをつなげていけたら」と中小企業の発展を願っていた。