【競争の番人】“雲海”山本耕史から早くも漂う“ラスボス感”「倒してもまだ復活しそう」

フジテレビ月9ドラマ「競争の番人」(午後9時)の第2話が18日に放送された。同作は坂口健太郎が演じる天才で理屈っぽくひねくれ者の小勝負勉と、杏が演じる実直で感情のままに行動する元刑事の白熊楓が、公正取引委員会・第六審査、通称“ダイロク”の職員として、不正を働く企業の隠された事実をあぶり出していく “凸凹バディのエンタメ・ミステリー”。原作は4月期月9ドラマ「元彼の遺言状」(宝島社)の原作者・新川帆立による「競争の番人」(講談社)。

専務の天沢雲海演じる山本耕史【写真:ENCOUNT編集部】
専務の天沢雲海演じる山本耕史【写真:ENCOUNT編集部】

「来週も悪い山本耕史が見られるんですね」の声も

 フジテレビ月9ドラマ「競争の番人」(午後9時)の第2話が18日に放送された。同作は坂口健太郎が演じる天才で理屈っぽくひねくれ者の小勝負勉と、杏が演じる実直で感情のままに行動する元刑事の白熊楓が、公正取引委員会・第六審査、通称“ダイロク”の職員として、不正を働く企業の隠された事実をあぶり出していく “凸凹バディのエンタメ・ミステリー”。原作は4月期月9ドラマ「元彼の遺言状」(宝島社)の原作者・新川帆立による「競争の番人」(講談社)。

(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

 小勝負(坂口健太郎)や白熊(杏)たちダイロクのメンバーは「ホテル天沢」のウェディングカルテルを追う最中で納入業者である花屋へのホテルの下請けいじめにも気づく。しかし、専務の天沢雲海(山本耕史)のガードが固く、有力な証拠をつかめずにいた。そんなとき、ワイドショーに出演した天沢は「不正行為を行っているのは花屋側。いじめられているのはホテル側だ」と自分たちが被害者であると主張する。

 雲海の圧力もあり、「ホテル天沢」の納入業者いじめの調査が年末で終了すると通告される。そこに、六角(加藤清史郎)が「ホテル天沢」のホテル長・長澤(濱津隆之)が退職したという情報を持ってくる。小勝負と白熊はさっそく長澤の元へ向かうが、長澤は何も話そうとしない。

 変わらず納入業者へのいじめを繰り返している碓井と雲海のもとに、長澤の娘・由里香(新津ちせ)が現れる。「どうしてパパをクビにしたの?」と問いただす由里香だったが、碓井に突き飛ばされてしまう。その様子を見ていた小勝負と白熊は由里香を助け出す。

 そのころ、ノートパソコンのデータ復元が完了する。「ホテル天沢」が慈善団体に1億円から2億円を寄付していることが判明し、再び長澤の元へ。意地でも口を開かない長澤は、ホテルを退職後も天沢グループで面倒を見てもらうことになっていると話し、「恩義を感じている」と言う。小勝負は由香里の話を持ち出し、再び長澤を説得する。

 後日、公取を訪ねてきた長澤は「ホテルマンでいたい」「怒っていいと気付いた」と話し、一連の出来事の中心人物が碓井であること、雲海が翌日はホテルを留守にしていることを小勝負たちに告げる。ダイロクメンバーたちは無事に立ち入り検査を決行するが、雲海が予定より早く帰ってきてしまう。

 納入業者いじめの証拠が出そろうが、雲海は「知らなかった」「おかげで部の不正を知ることができた」とすべての責任を碓井に負わせようとする。小勝負は「ウェディングカルテルの証拠はどこか」と聞くも、雲海は知らぬ存ぜぬを貫く。数日後、長澤に「カルテルの資料の場所がわかった」と呼び出された小勝負と白熊だったが、ホテルの一室に閉じ込められてしまう。2人を監禁するように仕向けたのは、雲海だった。

 雲海たちによる納入業者いじめが解決し、ウェディングカルテルも解決するかと思われたが、最後は2人が閉じ込められてしまうまさかの展開に。雲海を演じる山本耕史について、視聴者からは「来週も悪い山本耕史が見られるんですね」「初回からラスボスやん」「雲海って、倒してもまだまだ復活しそう」と“恐怖”を抱いた感想が続々。また、第1話で雲海がタピオカを好んで飲んでいたことから、SNSでは雲海=タピオカと愛称をつける視聴者も多く、悪役なのに“かわいい”ギャップに魅力を感じている人もいるようだ。

トップページに戻る

あなたの“気になる”を教えてください