【競争の番人】15歳・服部樹咲が初の地上波ドラマ出演 デビュー作で新人賞獲得の注目の“新星”

女優の服部樹咲(15)が、坂口健太郎と杏がダブル主演を務める月9ドラマ「競争の番人」(7月11日スタート、初回30分拡大)の第1話にゲスト出演することが分かった。今作が地上波テレビドラマ初出演の作品となり、俳優の長谷川朝晴演じる豊島浩平の娘・豊島美月を演じる。

服部樹咲【写真:(C)フジテレビ】
服部樹咲【写真:(C)フジテレビ】

名バイプレーヤー・長谷川朝晴の娘役

 女優の服部樹咲(15)が、坂口健太郎と杏がダブル主演を務める月9ドラマ「競争の番人」(7月11日スタート、初回30分拡大)の第1話にゲスト出演することが分かった。今作が地上波テレビドラマ初出演の作品となり、俳優の長谷川朝晴演じる豊島浩平の娘・豊島美月を演じる。

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 本作は、4月期月9ドラマ「元彼の遺言状」の原作者であり、第19回「このミステリーがすごい!」大賞で大賞を受賞した作家の新川帆立が、「小説現代」(講談社)で連載し、5月9日に発売された「競争の番人」(講談社)が原作。坂口演じる天才で理屈っぽくひねくれ者の小勝負勉(こしょうぶ・つとむ)と、杏が演じる実直で感情のままに行動する元刑事の白熊楓(しろくま・かえで)が、公正取引委員会・第六審査、通称“ダイロク”の職員として、独占禁止法に関わる違反行為を取り締まり、経済活動における自由で公正な競争の場を守るために目を光らせる「競争の番人」として、談合やカルテルなど不正を働く企業の隠された事実をあぶり出していく。誰もが一度は聞いた事があるが、その実態についてはあまり知られていない行政機関・公正取引委員会を舞台とした“凸凹バディのエンタメ・ミステリー”となっている。

 服部は、映画「ミッドナイトスワン」で演技未経験ながらもオーディションでヒロインの座を射止めて女優デビュー。そして、同作で「第44回日本アカデミー賞」新人俳優賞を受賞した。

 今作で服部が演じる豊島美月は、父の浩平は入賀建設・土木営業本部で働く社員。白熊が公取委に配属後、最初に調査することになったのが、この建設会社で疑いがかけられている入札談合の調査だった。そして浩平は、この入札談合のキーマンとなる存在に。“ダイロク”が土木営業本部に立入検査をすると、白熊は浩平が不審な動きをしているところを発見。浩平は証拠隠滅の容疑をかけられ、公取委の聴取を受けることに。家族を心配させないため、自分の置かれている状況を娘の美月にひた隠しにしている浩平。そんな浩平がいつもの様子とは違うことに美月は気づき、心配しながらも、父親を信じて深く追求できずにいた。何気ない日常を過ごしていた親子は、この入札談合事件によってどのような結末を迎えるのか……。

 服部は今作への出演について、「初めて地上波のテレビドラマに参加するということで、ワクワクしながら台本を読ませていただきました。いろんな展開が待っていて、ドラマのシナリオってこういう風になっているんだと興味深かったです。私が演じた役は複雑な心情が多くて難しかったのですが、テレビを通して皆様に見ていただける良い機会、相当がんばらないといけないなと思い、気合いを入れてがんばりました。ぜひたくさんの方々に見ていただきたいです!」と意気込んだ。

 共演する長谷川は、「間違いなく面白い原作があるし、アクション、コメディー、ミステリー、人間ドラマ、バディ物であり、チーム物でもある、穴が見当たらない完璧な王道エンターテインメントになるだろうという予感をひしひしと感じながら撮影に参加していました。ピンポイントの出演なのであまりわかったようなことは言えませんが、毎週の連ドラが待ち遠しいあの感覚をきっと味わって頂けると思います。まずは7月11日の初回を是非ともお見逃しなく」と呼びかけた。

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