ONE N’ ONLYが東名阪ツアー完走、6人でファン魅了 地球の裏側・ブラジルでのライブも発表
TikTokフォロワー数が日本人音楽アーティスト1位の440万人を突破している、6人組ダンス&ボーカルユニット「ONE N' ONLY」が、25日と26日の2日間、東京・昭和女子大学人見記念講堂でワンマンライブ「ONE N' LIVE 2022 ~YOUNG BLOOD~ “Special Edition”」を開催した。
次回ツアーの詳細も発表に
TikTokフォロワー数が日本人音楽アーティスト1位の440万人を突破している、6人組ダンス&ボーカルユニット「ONE N’ ONLY」が、25日と26日の2日間、東京・昭和女子大学人見記念講堂でワンマンライブ「ONE N’ LIVE 2022 ~YOUNG BLOOD~ “Special Edition”」を開催した。
TikTokでの積極的な動画投稿が功を奏して、南米を中心に世界中で大バズりしている同グループ。今回のライブは5月から東名阪を回ってきたZeppツアーの追加公演であり、実質的なファイナルとなった。
ステージに並ぶLEDモニターに火花が散り、スモークから6人が現れると、新曲「FOCUS」で幕開けを飾った。ハードでダークなイメージの強い6人だが、今回のツアーでは頭から3曲をラブソングで固めるという新たな試みで、これまでとは異なる新鮮な印象を与えた。
その後は、20分にもわたる怒涛(どとう)のメドレーで“ザ・ワンエン”なショータイムを体現。アグレッシブなラップが魅力の「Category」に「Dark Knight」という代表曲2曲を、HAYATO、KENSHIN、NAOYAのラッパー組によるダンスブリッジでひとつづきに展開するという試みも今回が初だ。続けて、「SMASH」「Shut Up! BREAKER」「Don’t worry」「Black Hole」と披露した。
開演から9曲、35分ものあいだ休みなく踊り続けていたにもかかわらず、次の瞬間には平然と「本番、早くない?」とMCを始めるタフネスさにファンも驚きの様子だった。
そして、後半戦は「L.O.C.A」からスタート。「Only One For Me」「STARLIGHT~未来ノトビラ~」などを続けた。その後は「Be Mine」やほぼ全英詞の最新曲「LUCKY」も披露。集まったファンを盛り上げた。
ライブ恒例の“HOLIDAY チャレンジ”では、25日は大学生&専門性/社会人/高校生以下、26日は黒髪/茶髪/それ以外の3チームに分かれて行われ、KENSHINからは「どんな髪色でもかわいいよ」という“殺し文句”まで飛び出した。
そして本編ラストは「YOUNG BLOOD」。「これでラストだ……いくぞ!」とKENSHINがあおり、レーザー光線が飛び交うなか、大地を揺らすような重低音&アッパービートに乗って床を踏み鳴らすはワンエン史上最高難易度のダンスを披露だ。
アンコールではLEDがスマホ画面となり、25日はボーカル組の、26日はラッパー組の通話が流れ、「久々に歌って踊りたくない?」(25日/REI)、「楽しいことしよっか」(26日/NAOYA)と「Video Chat」がスタートした。ステージの左右に置かれたソファに3人ずつ分かれて座ってじゃれ合う姿が、そのままLED上のスマホ画面に上下に分かれて映り、生のステージでバーチャルなチャットを再現するという不思議な逆転現象で楽しませた。
最終日となった26日には、NAOYAが「今年一発目のツアーなんで、気合が入っていた」とも語った。そして、「We Just Don’t Care」をEIKUのギター演奏のみで披露。さらに25日は「Beautiful」、26日は「Everything’s Changing」と、東名阪ツアーでは披露されなかった楽曲も続け、ラストは定番になりつつある「My Love」で締めくくった。
最後にはメンバーそれぞれが思いを伝えた。
REI「音楽で一人一人に力を与えられる人間になりたい。“ワンエンのおかげで私、頑張れた”の一言で前に進んでます。ONE N’ ONLYの音楽が、もっともっとたくさんの人の心に届くように頑張ります」
NAOYA「個人的に自分の可能性を見つけられたツアーになりました。これからもついてきてくれたら、みんなを胸張って引っ張っていくので」
KENSHIN「ライブってホントに特別な空間。みんなにとってONE N’ ONLYのライブをなくてはならないエンターテインメントにしていきたい。SWAG(ファンの総称)の存在があって僕たちは成り立っているので、これからも応援をぜひよろしくお願いします。大好きです、ありがとうございます!」
EIKU「これからONE N’ ONLYが大きくなっていくために、SWAGはかけがえのない存在だなって改めて感じてます。これからも感謝の気持ちを忘れずに、ずっと走っていきたいと思います」
TETTA「一緒に踊ってくれたメンバーもありがとう! 何より、ここにいるかわいいかわいいSWAGちゃんたちありがとう! 毎日SNSとかチェックしてて、一人一人のコメントが糧になっているんですよ。だからライブ会場で恩返しをしなきゃいけないと思うので、配信を観てるそこのあなた、ライブに来たことない? じゃあ来てください! 来てくれたら絶対に幸せにしてあげます!」
HAYATO「ここにいるみんながいてくれるからこそ頑張れる。まだまだ夢はデッカく持ってるんで、ここにいる誰一人として置いていくことなく、一緒に連れていきたい。いろんな人に自慢したくなっちゃうくらいのグループになりますから!」
さらに、7月にはブラジル・サンパウロでのアニメイベントに出演することも告知。「まさか初めての海外でのライブが、1番遠い国になるとは思わなかった! もっとデッカいONE N’ ONLYになって日本に帰ってくるので、応援してください」と意気込んだ。
また、9月23日のZepp Sapporoから10月23日の仙台 GIGSまで、全国6都市を回るツアー「ONE N’ LIVE 2022 ~UNITE~」も発表となった。
○セットリスト
M1.FOCUS
M2.What’s Your Favorite?
M3.Breathe
M4.Category
M5.Dark Knight
M6.SMASH
M7.Shut Up! BREAKER
M8.Don?t worry
M9.Black Hole
M10.L.O.C.A
M11.Only One For Me
M12.STARLIGHT~未来ノトビラ~
M13.Be Mine
M14.LUCKY
M15.HOLIDAY
M16.I’M SWAG
M17.YOUNG BLOOD
EN1.Video Chat
EN2.We Just Don’t Care
EN3.Beautiful(25日)/Everything’s Changing(26日)
EN4.My Love