タクティカルFPSゲーム「VALORANT」の国内大会「2022 VALORANT Champions Tour Challengers Japan Stage2」Playoff Finalsが26日、さいたまスーパーアリーナで開催され、NORTHEPTIONがGrand FinalでZETA DIVISIONを下し、Stage2優勝と世界大会「Masters」進出を決めた。

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　前回の世界大会での3位躍進が記憶に新しいZETA DIVISIONと、25日のUpper Finalでのリベンジと初の世界大会進出を狙うNORTHEPTIONの戦いは、1マップ目から大接戦。シーソーゲームの末にNORTHEPTIONが13-11で勝ち切り、王者ZETA相手に先手を取った。

　2マップ目は一転してZETAの一方的な展開。序盤から順調にポイントを重ねていき、13-4と圧倒して五分に戻した。逆に3マップ目では、ZETAが2ポイントを先取したものの、NORTHEPTIONが一気に驚異の12ポイントを連取し、13-4と大差での決着となった。

　NORTHEPTIONが優勝に王手をかけて迎えた4マップ目は、一進一退の攻防に。その中でもNORTHEPTIONが少しずつポイント差を広げていき、最終的には13-7で勝利。この結果、NORTHEPTIONがZETAを3-1で下し、初優勝を果たすとともに、デンマーク・コペンハーゲンで開催される世界大会進出を手にしている。

　リーダーのBlackwizは「本当に最高です。実力もそうですが、今日は気持ちで勝てたと思います」とコメント。韓国籍選手でエースのMeteorも「今めっちゃドキドキして、話ができないです」と日本語で語っている。

　この日の試合で獅子奮迅の活躍を見せたDerialyは「ファンの方から応援メッセージをいただいて、頑張るぞという気持ちになれた」と感謝。「絶対倒すという意識を持って撃ち合いに臨んだら、良いコンディションになることができました」と振り返っていた。

　前回王者、そして“世界3位”の称号を背負って臨んだZETAはNORTHEPTIONの勢いに呑まれ、世界大会進出を逃すこととなった。