格闘技イベント「Yogibo presents THE MATCH 2022」（2022年6月19日、東京ドーム）第7試合、100キロ、3分×3R、延長1R（ABEMAで全試合独占生中継）

　MA日本ヘビー級王者・山下力也（道真会館）がK-1クルーザー級王者シナ・カリミアン（POWER OF DREAM）に0-3の判定負けを喫した。身長差25センチの凸凹対決として注目を集めた一戦だが、山下のタフさにもファンは驚愕することとなった。

　フックやキックどんな攻撃をもらっても、首を振って全く効いていない素振りを見せる。本当に効いてはいなかったのか。山下が試合後に言及した。

　試合後「やっぱ強かったです。上手かったです。負けました。押忍」と笑顔。内容については「普段のスタイルがローキックを効かせて効かせてハイキック。でも思ったよりも懐が深くて、ローも入りきれなかったですね」と悔しがる。

　注目のタフさについても口にした。「横からの攻撃はガードしていたので大丈夫。前からの攻撃は空手家なのでタフなので、ダメージは気にせずに蹴ってやろうと思っていました」と振り返った。

　一方でカリミアンは山下に対して「キックには力を感じなかった。特に何も感じることはなかった」と辛らつだった。