お笑いコンビ「フットボールアワー」の後藤輝基が15日、ABEMA「デマ投稿を許さない」（毎週水曜、午後11時）に出演し、MC・坂上忍の“秘話”や宮迫博之から掛けられた言葉を明かした。

　同番組は、坂上忍がSNSのタブーに斬り込み、議論の嵐を呼ぶ、禁断のトークバラエティー。今回は「バイキング」（フジテレビ系）でも共演していた後藤をゲストに迎えた。

　後藤は共演当時の坂上について、「あのときはほんま鬼気迫る感じというか、命削りながらやってる、そのまま続けたら絶対に死んでしまうだろうなって。ちょっと心配はしてました」と印象を吐露。また、後藤は同番組がリニューアルした際にレギュラーを降板し、相方の岩尾望のみが続投という形となったが、「これの方がええんちゃうって思ったんです」と振り返った。

　また、「鮮明に覚えている」という坂上との初共演時のエピソードも披露。「東京から新幹線に乗って（収録がある）大阪に行くとき、自分の席を探していたら、坂上さんがワイン飲んでたんですよ。窓際に“酒屋さんか”ってくらいビンが並んでた」と当時目にした衝撃的な光景を説明。これには思わず坂上も失笑だった。さらに、後藤は、坂上が自分と同じ番組に出演するために大阪に向かっていたことを知らなかったとし、「『うわ、坂上忍めっちゃ酒飲んでる！』と思って、局に着いてスタジオに行ったら（坂上さんの）楽屋があったんですよ！　うそやろ！？　と思って」「それで本番が始まったらずっと悪態ついてるんですよ」と暴露した。

　坂上は爆笑しながらも当時を振り返り、「あのときは、2か月に1回くらいの周期で呼んでいただいてたんです。なんで呼ばれてるのかも分からなくて、しゃべれるときはしゃべるんだけど、しゃべれないときは本当に一言二言しかしゃべったことがない。そのうちこれはなんかおかしいから、“呼ばれないようにするためにはどうしたらいいんだろう？”って思って、もう“新幹線の中で飲む”ってずっと決めてたんですよ」と告白。さらに「バラエティー出始めの頃って、“次も呼んでいただこう”なんて僕なんかが思っちゃいけないと思ってたから。“あいつは本当にやばい”ってなって、やっぱちょっと外しとこうってなった方がいいと思ってやってた」と語った。

　さらに、共演者が次々とテレビから消えてしまう“フット後藤、死神説”というデマ投稿についても言及。元「雨上がり決死隊」宮迫のことを思い浮かべ、「解散する前日に電話をいただいた」「めちゃくちゃお世話になりました。僕が東京に来てそんなに仕事がないときもずっと誘ってくれて、夜遊びに行って……」と、若手時代を回顧した。「じゃあ恩人だ」と驚く坂上に、「本当にそうです」と答えた後藤は、「後輩に対して分け隔てなく、いろいろやってくれました」と感謝の思いを述べた。