セブンティーン専属モデル、16歳上坂樹里はエイベックス期待の新星「将来の夢は朝ドラヒロイン」

セブンティーン専属モデルの上坂(こうさか)樹里(16)が、LINE NEWSの動画コンテンツ「VISION」で配信中のショートドラマ「可愛くなったらさようなら」に主演している。孤児として育った16歳の殺し屋が「かわいい」に目覚めていく異色作。小学校時代から児童会長を務めるなど人前に立つことが好きだった、という美少女の夢は?

小学校で児童会長、中3で生徒会長だったという上坂樹里【写真:舛元清香】
小学校で児童会長、中3で生徒会長だったという上坂樹里【写真:舛元清香】

上坂樹里インタビュー、ショートドラマ「可愛くなったらさようなら」に主演

 セブンティーン専属モデルの上坂(こうさか)樹里(16)が、LINE NEWSの動画コンテンツ「VISION」で配信中のショートドラマ「可愛くなったらさようなら」に主演している。孤児として育った16歳の殺し屋が「かわいい」に目覚めていく異色作。小学校時代から児童会長を務めるなど人前に立つことが好きだった、という美少女の夢は?(取材・文=平辻哲也)

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 昨年からセブンティーン専属モデルとして活躍する高2の上坂は、三姉妹(長女22歳、次女19歳)の末っ子。小学校では児童会長、中学時代は2年で生徒会副会長、3年では会長を務めた経歴も持つ。「一番上の姉が児童会をやっていたんです。人前で話す姿がかっこよくて、私もやってみようと思ったんです。やりがいとか楽しさもあったので、中学校でも立候補しました」。

 こんな“かわいすぎる”生徒会長がいたら、学校行事も大盛り上がりだっただろう。「大きな式典では生徒代表として、7、8分くらい話すのが一番の大役でした。卒業式では、1週間かけて答辞を書いて、読み上げました。無意識のうちに人前で話す力がついてきたので、よかったなと思います」。

 小さい頃からアイドル、アナウンサーに憧れ、小学校の時はAKB48が大好き。人前に立つ職業に就きたいと思っていた。2017年にエイベックス主宰のオーディションに合格し、夢を叶えた。デビュー当初はモデルを続けながら、演技レッスンを受け、昨年からはワークショップに本格的に参加してきた。

 初の主演ドラマは、英才教育を受けた16歳の殺し屋ナナの物語。ある時、ホストの島田(奥野壮)を殺す任務を遂行するが、島田が「どうせ死ぬなら、もっとカワイイ女に殺されたかった」と言い放つことから、“カワイイ”に目覚め、島田から「カワイイ」のレッスンを受けるため同棲生活を始める……。上坂は企画段階から参加し、意見が反映されたという。

「ずっとやってみたいと思っていた役をやらせていただきました。プレッシャーもありましたが、それよりもうれしさの方がありました。ずっと演技のレッスンは受けていましたが、実際にカメラを回して体験するのは違いました。撮影初日は本当にガチガチで、どういうふうに撮影するかも分かっていなかったので、たくさん吸収して、とにかくまずは現場に慣れようと思いました」と振り返る。

 ヒロインは当初、感情を持たないが、次第に心を開いていくという難役。「感情がない設定だったので、棒読みになりがちなんです。本当にどうしようと毎日悩みました。自分でも、セリフのいろんな言い方を考えたんですが、撮影前の読み合わせで、監督と奥野さんからアドバイスをいただき、キャラクターを固めていくことができました」と感謝する。

上坂樹里の憧れの存在は“清原果耶”【写真:舛元清香】
上坂樹里の憧れの存在は“清原果耶”【写真:舛元清香】

憧れの存在はモデル出身の清原果耶 「ドラマの姿は別人。すごいなと思いました」

 一番苦労したのは拳銃を撃つシーンとか。「殺し屋役なので、慣れてないといけないんですが、今まで聞いたことのないような大きな音が鳴るので、緊張感がものすごかったんです。でも、自分がビビってしまうと、役として成り立たないから、とにかく集中しました。カットがかかると、一気に気が抜けましたね」。

 モデル業との違いはどう感じているのか。「全然違います。こんなに違うんだっていう風にびっくりです。モデルも大変なことはたくさんあるんですが、お芝居はささいな動きすべてがそのまま映る。一瞬たりとも気が抜けないので、自分自身の心構えも違います。どちらにも難しさ、楽しさはあるんだなと思いました」。

 憧れの存在はモデル出身の女優・清原果耶。「清原果耶さんはモデルとして活躍しているところをずっと見ていましたが、ドラマに出ている姿を見ると、本当に別人で、すごいなと思いました。今の一番の夢は朝ドラのヒロインになること。演技の仕事を本格的にスタートとして、これからドラマや映画でたくさん経験を積んで、その夢に近づけたらなと思います」と声を弾ませる。エイベックス期待の新星が新たな夢を叶えるのは、そんな遠い未来ではなさそうだ。

□上坂樹里(こうさか・じゅり)2005年7月14日生まれ。神奈川県出身。エイベックス主催コンテスト「キラチャレ2017」で、モデル部門の審査員特別賞を受賞し、芸能界入り。「ミスセブンティーン2021」で合格し、専属モデルに。駿河台学園「駿台予備校」2021年イメージキャラクターを務めるなど活躍。現在は「HARUTAイメージガール2022」を務める他、「旭ホールディングス ホールディングス化記念ショートムービー」の主演も決定している。身長158センチ、特技:書道。

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