【みら10】ボクシングができない西条の決断に視聴者感動 背中を押した桐沢の言葉とは

木村拓哉が主演を務めるテレ朝木曜ドラマ「未来への10カウント」(午後9時)の第8話が2日に放送された。

ボクシングができない西条桃介演じる村上虹郎【写真:(C)テレビ朝日】
ボクシングができない西条桃介演じる村上虹郎【写真:(C)テレビ朝日】

桐沢の前で感情を露にする西条に「やっと本音で話してくれたね」

 木村拓哉が主演を務めるテレ朝木曜ドラマ「未来への10カウント」(午後9時)の第8話が2日に放送された。

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(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

 同作は、木村演じる“生きる希望を完全喪失している男・桐沢祥吾”が、図らずも高校ボクシング部のコーチになったことで熱を取り戻し、再生していく青春スポーツドラマ。かつてボクシングの強豪だった松葉台高校で4冠達成という輝かしい功績を手にした桐沢。しかしその後度重なる不運に見舞われ、今はピザ屋の配達で食いつなぎ、完全に生きる希望を失っている。そんな桐沢を再生させるため、ボクシング部時代の親友・甲斐誠一郎(安田顕)は母校の前監督・芦屋賢三(柄本明)に相談し、桐沢を芦屋の後任に抜てきした。桐沢は教員免許をいかして政治経済の非常勤講師となり、弱小部と化したボクシング部を指導することに。

 5月26日に放送された第7話では、部内一の実力を持つ1年生・西条桃介(村上虹郎)に脳動脈瘤が見つかった。医師からボクシングを続けることは「無理」と告げられた西条は、部員たちとけんか別れの状態で部を去った。西条の病気と退部を知った玉乃井竜也(坂東龍汰)、水野あかり(山田杏奈)、友部陸(佐久本宝)ら部員たちは、複雑な気持ちを抱えて練習に身が入らない。

 一方、西条は演劇部に入り新しい生活をスタートさせる。西条抜きで関東大会やインターハイを目指すことに不安を感じる部員たち。玉乃井から「本当に勝てるんですか?」と聞かれた桐沢は、「勝てるよ。もっと自分を信じろ!」とかつを入れる。それでも返事をしない部員たちに桐沢は、「じゃあ、俺を信じろ」と声をかける。

 桐沢の言葉でやる気になった部員たち。あるとき、練習に励む様子を西条が覗いていた。桐沢が追いかけて話しかけると、西条は「なんで俺なんや。なんで俺やねん」「ボクシングできひんって。なんでや」と感情をあらわにし、「演劇部なんか楽しくもなんともないわ!」「ボクシング部に戻りたいです」と初めて素直な気持ちを明かす。桐沢は自身が網膜剥離でボクシングをあきらめたときの絶望を伝え、「どうにもならないことが人生にはあるんだよなぁ」と西条の気持ちに共感する。しかしボクシング部のコーチになって希望を見出せたといい、「今はいいよ、腐ってても。泣きたかったら思いっきり泣けばいいよ」「絶対に自暴自棄になるな。思いつめんなよな。西条桃介、お前1人じゃないからな!」と激励した。

 西条の本音にSNS上では、「桃介ぇぇ~!よく素直に言ったね!えらいぞ!ボクシングやりたいよね」「やっと本音で話してくれたね」「桐沢コーチの前ではちゃんとさらけ出せるようになったのね」といった反応が。

 桐沢と西条のやり取りを見ていた元部長の伊庭海斗(高橋海人/正式表記ははしごだか)は、西条を呼び出してハンバーガーをごちそうする。打ち解けて話をする中で伊庭は、「演劇部辞めんのか?」「やるんだったらちゃんと続けろよ? 辞めて帰宅部とかダメだぞ」と伝える。「心配してくれてるんですか?」と聞く西条に、伊庭は「そりゃするよ!チームメイトだったんだから」と答えた。

 練習に励むボクシング部のもとに、西条がやって来る。西条は演劇部を辞めてきたと伝え、「ボクシング部、戻してくれへんか」と頼む。自分はボクシングはやらないといい、「練習パートナー」になると申し出る。西条は桐沢に、「お願いします。コーチのサポートとしてボクシング部に置いてください」と頭を下げた。「本当にそれでいいのか?」と尋ねる桐沢に、「俺は裏方に徹する。京明に勝ってインターハイに出るには俺が必要や」とハッキリ答える西条。部員たちも頭を下げてお願いすると、桐沢は「今日から俺のサポートよろしく」と答えた。

 現実を受け入れサポートとして復帰した西条の決断に、SNS上では「おかえり桃介」「桃介良い選択した!」「コーチのサポートという道、応援する!」と歓迎の声が挙がった。

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