2015年3月の結成以来、アイドル界をリードし続ける「わーすた」が8年目に突入。昨年末に坂元葉月が卒業し、今年から廣川奈々聖、松田美里、小玉梨々華、三品瑠香の4人体制をスタートさせた。ニューアルバム「我々はネコである。」の今夏発売に先駆けて、30日に新曲「空とサカナ」を配信リリース。6月12日からは全国ツアーも開幕。新体制初の熱い夏が始まろうとしている。今回は、新曲の聴きどころはもちろん、そのタイトルにちなんで「魚」に関するエピソード、今年の夏の抱負などを聞いた。（取材・文＝ポッター平井）

――今年のエイプリルフールは「平均身長210センチの高身長グループ」というウソをついていましたね。

4人「はい（笑）」

――毎年エイプリルフールの楽しみ方に並々ならぬ熱意を感じます。真剣な会議をしているのかなと（笑）。

廣川「私たちは“KAWAII（かわいい）”がコンセプトなので、エイプリルフールも“○○いい”というネタにこだわっているんですけど、3月に『もうすぐエイプリルフールだね』という話になって、（松田）美里が『“高い”はどう？』って提案してくれて、“身長が高い”に決まりました。3月はいつも周年ライブでバタバタしているので、そんなふざけたことを考えている暇はないんですけど（笑）、だからこそ心に余裕を持って楽しんでいます」

――3月29日に結成7周年、5月4日にメジャーデビュー6周年を迎えました。

三品「あっという間でした。今年は変化したこともありましたけど、それでもまだ私たちは燃えているので、まだまだ頑張ります！」

小玉「私もあっという間でした。充実した1年を毎年送っていたんだなと思います。節目のタイミングになると、改めて今の環境を大事にしながら頑張っていきたいという気持ちになります」

松田「わーすたを長く、楽しくやらせてもらって、今年も新しい節目を迎えられたことが幸せだなぁと思います」

廣川「自分が想像していた結成7周年のグループは、ライブも緊張せず、どっしりと構えているイメージだったんですけど、いざ7周年を迎えてみると、毎回緊張しながらライブをやっています。『貫禄がある』と言ってもらえる一方で、『フレッシュ感もある』と言われることも多くて、緊張感を持ち続けることがプラスになっているのかなと思いました」