キスマイ藤ヶ谷太輔、名作「野鴨」で4年ぶりストレートプレイ主演「怖がらず飛び込んで」 

「Kis-My-Ft2」の藤ヶ谷太輔が、2022年9月に東京・世田谷の世田谷パブリックシアター、兵庫・西宮の兵庫県立芸術文化センターで上演される舞台「野鴨-Vildanden-」に主演する。4年ぶりにストレートプレイに挑戦する藤ヶ谷は、理想を追求する主人公・グレーゲルスを演じる。

4年ぶりにストレートプレイに挑戦する藤ヶ谷太輔
4年ぶりにストレートプレイに挑戦する藤ヶ谷太輔

“正義病”のグレーゲルスを演じる

「Kis-My-Ft2」の藤ヶ谷太輔が、2022年9月に東京・世田谷の世田谷パブリックシアター、兵庫・西宮の兵庫県立芸術文化センターで上演される舞台「野鴨-Vildanden-」に主演する。4年ぶりにストレートプレイに挑戦する藤ヶ谷は、理想を追求する主人公・グレーゲルスを演じる。

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 “近代演劇の父”と称されるヘンリック・イプセンが1884年に発表した「野鴨」は、人間の弱さや独りよがりの正義を振りかざす愚かしさを描き出し、今もなお全世界で上演され続ける珠玉の名作で、今回は演出を上村聡史が手がける。

 主人公で、理想を追い求め、真実こそが正義だと信じてやまない“正義病”のグレーゲルスを演じるのはKis-My-Ft2の藤ヶ谷。その幼なじみで妻と娘に恵まれ幸せに暮らしているヤルマールを忍成修吾が、ヤルマールの妻・ギーナを前田亜季が、その娘・ヘドヴィクを八幡みゆきがそれぞれ演じる。また、グレーゲルスの父・豪商ヴェルレを大鷹明良、ヤルマールの父・エクダル老人を浅野和之が演じる。

 東京公演は22年9月3日から18日まで世田谷パブリックシアーで、兵庫公演は9月21日から25日まで兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホールでそれぞれ上演される。

〇グレーゲルス役・藤ヶ谷太輔コメント

 お芝居をすること、表現をすることが大好きなので、まずはそういった環境を与えてくださり、チャンスに巡り合えたことがうれしいです。名作なので、もちろんプレッシャーもありますが、怖がらず飛び込んでいければ、と今は思っています。

 僕が演じるグレーゲルスは、“正義病”と言われるくらい正義感が強く、それが裏目に出てしまう役でもあります。彼の信じる正義が物語に大きく関わるのですが、きっと観てくださるお客さまもどこか他人事とは思えないと感じていただけるはずです。

 演出の上村さんは、以前作品を拝見したことがあり、空間の使い方や言葉の届け方がとても素敵な印象がございます。また、上村さんと一緒にお仕事をしたことがあるA.B.C-Zの河合郁人くんからは、お芝居を一緒に考えてくださる演出家さんだと伺いました。僕も先日お会いして色々とお話させていただく中で、すでにもう信頼を置いています。

 この作品は、「真実」「嘘」「正義」がキーワードで、現代に通ずることがたくさんあります。お客さま自身にも観て、感じて、考えていただけることがたくさんあると思いますので、僕もしっかりそれを演じ届けられるように頑張ります。ぜひ、劇場にいらしてください。

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