【愛車拝見】90年代の懐かし人気車、妻への“情熱プレゼン”でゲット ドリフト経験者の愛車遍歴

車業界の専門家は、実際にどんな車に乗っているのか――。ENCOUNT編集部は、この素朴な疑問に答えるべく、日本最大級の中古車情報メディア「カーセンサー」編集部員の愛車を“徹底調査”。今回は、ちょっと懐かしい軽スポーツカーのスズキ・カプチーノが登場だ。見た目もキュートなオープンカーのオーナーで編集部員の大平拓摩さん(34)は、妻への“情熱プレゼン”を実らせた。

ちょっと懐かしい軽スポーツカー「スズキ・カプチーノ」のオーナーは大平拓摩さん【写真:山口比佐夫】
ちょっと懐かしい軽スポーツカー「スズキ・カプチーノ」のオーナーは大平拓摩さん【写真:山口比佐夫】

ドリフト競技経験者のカーセンサー編集部員 過去に「トヨタ カローラレビン(AE86型)」愛用

 車業界の専門家は、実際にどんな車に乗っているのか――。ENCOUNT編集部は、この素朴な疑問に答えるべく、日本最大級の中古車情報メディア「カーセンサー」編集部員の愛車を“徹底調査”。今回は、ちょっと懐かしい軽スポーツカーのスズキ・カプチーノが登場だ。見た目もキュートなオープンカーのオーナーで編集部員の大平拓摩さん(34)は、妻への“情熱プレゼン”を実らせた。

 2021年2月に手に入れた1995年式のスズキ・カプチーノ。価格は総額42万円だった(カスタム費用約2万円)。新車時価格は158万6000円で、90年代に人気を博した車種だ。「3タイプのオープンカースタイルが楽しめます。ATなので電動パワーステアリングが装着されていて、そして、見た目がかわいいところです。ギャップがいいんですよ」と、ぞっこんの様子だ。

 購入にあたり、愛妻を口説き落とした。大平さんはドリフト競技にも熱中していたほどの車好きだが、結婚してからはミニバンや軽ワゴンといったファミリーカーに乗り、自分の趣味は二の次で家庭第一で過ごしてきた。それでも、「やっぱりドライブが面白くないな、という思いがずっとあって…。自分の趣味はクルマぐらいなので、結婚生活の中で一番の大きなワガママを言わせてもらいました」。約1か月間、妻との会話の中で、いかにスポーティーな車が欲しいかというアツい思いを語り続けた。「最終的に『俺はこれがなかったらダメ』と。その言葉に、妻から『そこまで言うんだったらいいかな』と了承を得ることができました。そこからクルマ探しがスタートしました」。

 3か月ほど探しているうちに、カーセンサーでこのカプチーノを発見。「ひと目ぼれでした。FR(フロントエンジン・リアドライブ=後輪駆動)でオープンカー、しかも、維持費の安い軽自動車であることが決め手でした。速攻で現車確認と契約を済ませました。できればMTが欲しいと思ってました。でも、試乗させてもらった時に、ハンドリングが軽快そのもので、ATでも十分楽しい! と感じたんです。それに価格もATだったら予算内だったので(笑)」とのことだ。

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