新型コロナで窮地に立つアイドルの今…ライブ、握手会は軒並み中止で解散、引退続発も
一部の地下アイドルは小規模ライブ開催で局地的な盛り上がり
しかし、中止となれば、その分大赤字となってしまい、アイドルは生活すら成り立たなくなってしまう。しかも、ライブハウスなどを中心に活動している地下アイドルは、ライブ終了後の物販の売り上げが“命”とも言える。ライブがなくなり、物販もなくなることは、アイドルにとって死活問題なのだ。
そのため危険を承知で、一部の地下アイドルはライブを行っている。こんな厳しい時期でもライブをやることで、一部の地下アイドルが局地的な盛り上がりを見せているのも事実だ。
大規模イベントに関しては、安倍晋三首相が今月10日に、さらに10日程度、自粛を求める考えを示していて、今後、期間がどこまで延びるのか見通しはたっていない。今後、収束して今まで通りのアイドル活動ができるようになるのだろうか。
自粛期間の延長が繰り返されれば、多くのアイドルが活動を継続できずに、解散や引退に追い込まれる可能性は高い。アイドル、ファンが一体となって、盛り上がることができる日が、いち早く訪れることを願ってやまない。