松坂桃李、役作りで体重激減 撮了後は雑炊で満たされる「手が止まらなかった」

俳優の松坂桃李が13日、都内で行われた映画「流浪の月」初日舞台あいさつに出席。本作の役作りのため、かなり体重を減らしたという松坂は「情報解禁前に『激ヤセで何かあったのか』と言われていましたけど、そのうちわかるだろうなという感覚」と苦笑し、「いままでにないくらい、役と作品にじっくりと時間をかけて向き合った」と語った。

映画「流浪の月」初日舞台あいさつに出席した松坂桃李【写真:ENCOUNT編集部】
映画「流浪の月」初日舞台あいさつに出席した松坂桃李【写真:ENCOUNT編集部】

「なんでも食べてください」に注目したのが“雑炊”

 俳優の松坂桃李が13日、都内で行われた映画「流浪の月」初日舞台あいさつに出席。本作の役作りのため、かなり体重を減らしたという松坂は「情報解禁前に『激ヤセで何かあったのか』と言われていましたけど、そのうちわかるだろうなという感覚」と苦笑し、「いままでにないくらい、役と作品にじっくりと時間をかけて向き合った」と語った。

 撮影中、焼き肉やラーメンなどを控えていた松坂。広瀬すずは「間違えて誘ってしまった。リハーサル後に監督とちょっと食べに行こうかと言ったら、桃李さんが『僕は大丈夫。明日までは我慢します』って……。私達もその日コンビニのご飯にしました」と懺悔していた。

 撮影がすべて終わった後、松坂は李相日監督とともに洋食屋へ。李監督は「なんでも食べてください」と松坂を労ったが、「注文したのが“雑炊”だった」という。松坂は「胃に優しいものありますか?と聞いたら作ってくれたんです。もう手が止まらなかった。美味しかった!」といい、李監督も「あんなに雑炊を美味しそうに食べる人を初めてみた。その笑顔を見ただけで罪悪感がすべてなくなった(笑)」と振り返っていた。

 2020年本屋大賞に輝いた凪良ゆう氏による同名小説が原作。10歳のときに誘拐事件の“被害女児”となり、広く世間に名前を知られることになった女性・家内更紗と、その事件の“加害者”とされた当時19歳の青年・佐伯文の15年後の再会を描く。

 舞台あいさつにはそのほか、横浜流星、多部未華子、内田也哉子も参加。また子役の増田光桜がサプライズ登場し、広瀬と松坂に公開を祝した花束を手渡した。

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