“車好き”関根勤、必要なら免許返納も辞さず 家族に「負い目を負わせたくない」

タレントの関根勤とその娘でタレントの関根麻里が12日、都内で行われた近距離モビリティWHILL「家族に贈る、新しいモビリティ」PRイベントに出席した。

イベントに登壇した関根勤【写真:ENCOUNT編集部】
イベントに登壇した関根勤【写真:ENCOUNT編集部】

親子で「家族に贈る、新しいモビリティ」PRイベントに出席

 タレントの関根勤とその娘でタレントの関根麻里が12日、都内で行われた近距離モビリティWHILL「家族に贈る、新しいモビリティ」PRイベントに出席した。

「IOCのバッハ会長と同じ68歳です」と自己紹介し、いきなり会場を笑わせた勤。「家族と一緒にテレビに出ると『恥ずかしい』という方が結構いらっしゃるけど、いつも娘と遊んでいたので、リビングの延長という感じ。全然緊張しない」とにっこり。親子でのイベント共演は久しぶりだと言い、麻里は「新鮮な気持ち」と笑顔を見せた。

 13日に道路交通法が改正され、75歳以上で一定の違反歴がある高齢ドライバーに対して運転技能検査が義務化されることを受けて、免許返納についての議論が活発に。車好きで知られる勤も「本人が衰えに気づかない場合もある。僕は家族に『そろそろ危ないよ』と言ってくれという話をしています」と家族間で免許返納について話し合いを持っていることを明かした。

 さらに「僕の問題じゃなくて被害者の方を出してしまうし、家族にも迷惑がかかる。交通事故を起こした人間の家族という負い目を負わせたくない」とキッパリ。麻里も「普段から何気ない会話の中で話し合っておくことが大切だと思います」とうなずいた。

 一方で、勤は「住んでいるところによっては交通手段がないんですよね。車がないと買い物にも行けないという人もいる。日ごろ(移動の)足に使っている方は(返納するかどうかの)判断が遅れてしまうと思います」と理解も示していた。

 イベントでは、麻里から勤へ「運転感謝状」が送られる一幕も。勤は「結婚式のときの手紙だってふざけていたのに」と麻里からのかしこまった言葉に驚きながらも、「ちっちゃいときはプールや幼稚園に送っていったね」と車で出かけた思い出を振り返って感慨深げだった。

次のページへ (2/2) 【写真】父・関根勤へ手紙を手渡し 豪快&達筆な字を披露する関根麻里
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