AKB48、新チームA始動 キャプテン向井地美音「過去最高に団結力のあるチームAに」

人気アイドルグループ「AKB48」が11日、東京・秋葉原のAKB48劇場でこの日初日を迎えた向井地チームA「重力シンパシー」公演を開催。初日公演前に公開ゲネプロを行った。

AKB48チームAの公開ゲネプロ【写真:ENCOUNT編集部】
AKB48チームAの公開ゲネプロ【写真:ENCOUNT編集部】

本田仁美「チーム8以外の通常公演に出たことがないので今日は緊張」

 人気アイドルグループ「AKB48」が11日、東京・秋葉原のAKB48劇場でこの日初日を迎えた向井地チームA「重力シンパシー」公演を開催。初日公演前に公開ゲネプロを行った。

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 昨年末の組閣で新チームが発足し、新生チームAにとってはこの日が初めての公演。キャプテンの向井地美音、大竹ひとみ、込山榛香、千葉恵里、中西智代梨、福岡聖菜、本田仁美、武藤小麟が出演した。

 3曲披露後の自己紹介MCパートで、AKB48グループ総監督で今回初めてチームのキャプテンを務める向井地は「『重力シンパシー』公演は私がこのメンバーでぜひやりたいと話してかなった公演で、1曲目は絶対に『女神はどこで微笑む?』をやりたいと思っていたので、その夢が今さっきかないました」と声を弾ませ、「すてきなチームだなと言っていただけるように頑張っていきたいと思います」とコメント。18日発売の新曲「元カレです」でセンターを務め、チーム8と同チームを兼任する本田は「私はAKB48に加入して9年目なんですけど、チーム8以外の通常公演に出たことがないので今日は緊張しているんですけど、みんなと一緒に力を合わせて頑張りたいなと思います」と気合を入れた。

 また、ゲネプロ後の囲み取材で、改めて初日を迎えた感想を聞かれると、向井地は「『重力シンパシー』公演という今までに劇場ではやったことのない、形のなかったものを公演にしていただいたということで、スタッフのみなさんにも感謝していますし、何よりよくやっている公演だと先輩たちの色がすでについてしまっていると思うんですけど、マイナーな曲もたくさんある『重力シンパシー』公演を私たちが初めてやっていくことで、私たち自身の向井地チームAの色をつけて行けたらいいなと思います」と目を輝かせた。

 さらに、向井地チームAの魅力や武器について向井地は「組閣があったときにチームAの一覧を見て“華があるな”って思ったんですよ。なので、一人一人が持っている華みたいなものを、いろんな曲調の楽曲に生かしていきながら、振りをそろえたり、パフォーマンスをよくしていくということに集中して頑張れるメンバーがそろっているので、チームAが1番クオリティーの高い公演だと言っていただけるように頑張ります」と意気込んだ。そして、「歴代チームAってなんとなく個人主義みたいな、一人一人が強いからこそ、個人で戦っていくイメージがあったと思うんですけど、過去最高に団結力のあるチームAを見せていきたいと思います」と力強く語った。

 なお、ダチョウ倶楽部の上島竜兵さんが11日未明、亡くなっていたことが分かったことを受け、コメントを求められた向井地は「AKB紅白というイベントを毎年のようにやらせていただいていて、そこにゲストとして来てくださって場を盛り上げてくださったり、個人個人としてもお世話になったメンバーもたくさんいるので、本当に突然の訃報に接し驚いてはいるんですけど、謹んでお悔やみ申し上げます」と悼んだ。

【セットリスト】
Overture
M01:女神はどこで微笑む?(ALL)
M02:ハートのベクトル(ALL)
M03:重力シンパシー(ALL)
<MC>
M04:水曜日のアリス(向井地、込山、千葉、福岡)
M05:そのままで(大竹、中西、本田)
M06:君のc/w(込山、千葉、武藤)
M07:思い出す度つらくなる(大竹、福岡)
M08:お手上げララバイ(本田)
M09:キンモクセイ(向井地、中西、武藤)
<MC>
M10:1994年の雷鳴(ALL)
M11:涙に沈む太陽(ALL)
M12:素敵な三角関係(ALL)
<MC>
M13:デッサン(ALL)
<アンコール>
EN1:AKBフェスティバル(ALL)
EN2:キミが思ってるより…(ALL)
<MC>
EN3:旅立ちのとき(ALL)

次のページへ (2/2) 【写真】「向井地チームAの色を」思う存分披露…AKB48新生チームAの初公演の様子
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