南海放送・青木アナ、学生時代“ミス同志社”に応募したワケ「母が背中を押してくれた」

南海放送の魅了を語る青木アナ【写真:山口比佐夫】
南海放送の魅了を語る青木アナ【写真:山口比佐夫】

大学時代はラグビーサークルに所属…好きな選手は「稲垣さん」

――昨年のラグビーW杯は見ていましたか。

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「見ていました。南海放送では、ラグビーの応援マネジャーが4人いたんですが、そのうちの1人を務めさせて頂きました。家族みんなで応援していました」

――好きな選手はいますか。

「稲垣(啓太)さん。実はW杯が始まる前から言っていたんですよ。そうしたら、予想以上の人気が出ちゃって(笑)」

――稲垣選手のどこがよかったのでしょうか。

「話していて、なんか、賢い方だなと」

――“笑わない男”と呼ばれています。

「怖そうですけど、本当はすごく優しい方なんだろうなと思います。日本代表にいたら、とても心強いなと思います」

――学生時代は「ミス同志社」に選ばれています。きっかけを教えてください。

「高校の先輩が、ミスキャンのカメラマンをやっていたんです。それで、『美奈実、出てみん?』と誘われて。大学2年生の時で、最初は『いえ、無理です、無理です』みたいな感じでした」

――なぜ、出ようと思ったのですか。

「まず、ちらっと、母に話したら、『せっかく先輩が誘ってくれたんやし。どうせ、選ばれんやろう。選ばれる前から、何悩みよるん』と言われて、『はっ、確かに』と思って(笑)。それで応募することに決めて、選考が進むうちに、『ファイナリストに残りたいなあ、頑張りたいなあ』と思うようになりました」

――そうだったんですね。

「もともと、性格はとても消極的だったんです。でも、母が背中を押してくれ、受けてみることになって、でも、表に出る活動って、やっぱりリスクもあるから、誰に何を言われるかわからんし、どうしようという悩みはすごくありました」

――それでも、出てよかったですか。

「ミスキャンの公式アカウントがあるんですが、それを見た高校の同級生とか周りの人がとても応援してくれて、ああ、私が思っとったより、人ってあったかいなと思いました。グランプリを取れたのも、本当にまわりの人のおかげです」

――インターネット上には、青木アナのことを“顔面偏差値85”という表記で紹介しているところもあります。

「平成から令和に変わる時に、南海放送の特番をYouTubeでライブ配信したんですが、そこで私が新人として少しだけ出演したんです。その時、先輩アナが私のことを“顔面偏差値85”と紹介して……。愛媛県出身の『たけやま3.5』というガールズバンドがいるんですが、そのバンドのキャッチフレーズが“驚異の顔面偏差値”なんです。バンドのリーダーの武田(雛歩)さんが特番に出ていて、その名残もあって、そう言われたんだと思います」

――なるほど。

「お父さんも娘がアナウンサーやっているから、すごい気になっているみたいで、すごい調べているんです。家族が一緒に使うパソコンの履歴とか見ると、めっちゃ、『青木美奈実』とか残っていて(笑)。父からは『顔面偏差値85って書かれとったよ』と言われました(笑)」

□青木美奈実(あおき・みなみ)1997年3月21日、愛媛県松山市出身。松山東高校卒業後、2015年、同志社大学に入学。16年、ミスキャンパス同志社グランプリを獲得。19年、南海放送に入社。現在はラジオ「週刊 みきゃんラジオ」などを担当する。

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