タレントのベッキー（38）が、5月8日の「母の日」にLINEギフトで送れるメッセージカードを制作するプロジェクト「MOTHER’S DAY CARD FACTORY」(https://lin.ee/Vofw9Ig/gift)にクリエーターとして参加した。1歳と2歳の女児の母ベッキーが、制作の舞台ウラ、母との思い出、自身の子育てについて語った。（取材・文＝平辻哲也）

　1歳の次女を抱きかかえ、あやすベッキー。「いつもは2人とも預けて仕事に行くんですが、今回は都合がつかなくて、すみません」と寝かしつけた。さっきまで、大声でぐずっていた次女はスヤスヤと静かな寝息を立てる。「器用じゃないんで、仕事との両立は結構、大変です」と言いつつも、ママ業が板についていた。

　タレント業の一方、得意の画業では、2018年9月に都内で初の個展「『空へと』～ベッキー meets NEWoMan ART wall. supported by BASE～」を開催し、オンラインショップも展開中。そのカラフルでポップな画風は幅広い年代に人気を集めている。

「MOTHER’S DAY CARD FACTORY」はLINEギフト利用者が使える母の日限定で展開されているクリエイターオリジナルのメッセージカードを作るプロジェクト。ベッキーのデザインはカラフルな手書きの「Thank You」の文字が印象的。これまではアクリル絵の具を中心だったが、今回からiPadで描いた。

「私の絵は、お花をモチーフにすることも多かったので、お花をたくさん散りばめ、カラフルさで自分らしさを出してみました。ちゃんと感謝を伝えつつ、あまり、かしこまりすぎないものにしました。iPadは子供の大好物。子供が触ろうとして、なかなか集中できないので、できるだけ寝ている間に描いたり、どうしても時間が必要な時はマネジャーさんに子供を見てもらったりしています」

　日本人の母と英国人の父の間に生まれ、ダンサーの妹、ジェシカがいるベッキー。自身の「母の日」の思い出は？　と聞くと、「母は変わった人で、毎年、『（プレゼント）いらないから』って言う人でした。だからこそ、いつも頑張って、言葉で伝えなくちゃいけないなと思っていましたね」。