AKIRAバイクやエヴァ仕様カスタム 改造系YouTuber、次なる1台は「ドラゴンボール」

SF漫画「AKIRA」の主人公・金田が乗るバイクを改造バイクで製作中のYouTuber綾人さん。16歳で原付の免許を取得すると、ホンダのスーパーディオに始まり、NS1、ダックス、ジャイロアップ、カワサキのゼファー400、ヤマハのTW200など、これまで10台以上の愛車をカスタム仕様にしてきた。

「AKIRA」の主人公・金田のバイクをカスタムバイクで製作中の綾人さん【写真:ENCOUNT編集部】
「AKIRA」の主人公・金田のバイクをカスタムバイクで製作中の綾人さん【写真:ENCOUNT編集部】

物作りの原点には幼少期の成功体験が

 SF漫画「AKIRA」の主人公・金田が乗るバイクを改造バイクで製作中のYouTuber綾人さん。16歳で原付の免許を取得すると、ホンダのスーパーディオに始まり、NS1、ダックス、ジャイロアップ、カワサキのゼファー400、ヤマハのTW200など、これまで10台以上の愛車をカスタム仕様にしてきた。(取材・文=佐藤佑輔)

「1台目を父親からお下がりでもらってすぐカスタムしました。費用は安くて1台30万円で、高いと150万円くらい。車種を選ぶ基準も全部カスタムのしやすさや完成形に合うもので選んでます。魅力はやっぱり他人と被らないところですね。全部公道を走れるように作ってます」

“AKIRAバイク”の前に製作したのが、アニメ映画「新世紀エヴァンゲリオン」の初号機と弐号機をモチーフに、カワサキのバリオス250をカスタムした2台。初号機は一度は完成したものの、仕上がりに納得がいかず再度作り直している最中だ。

 物作りの原点は、幼少期の成功体験が関係しているという。

「小学生の時にベイブレードっていうコマのおもちゃがはやったんですが、大人気でなかなか手に入らなくて。本体はたくさん持ってた友達がいらないパーツで作ってくれたんですが、肝心の回すためのパーツない。そこで、ビーダマンっていう別のおもちゃを分解して、そのパーツで自作したんです。もちろん誰も持ってないオリジナルだったので、みんなからうらやましがられて。そしたら後に公式からガングリップ式っていう自分が作ったのと同じ仕組みの商品が発売されたんですよ。自分がメーカーを先取りしてた。あれはうれしかったですね」

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