【RIZIN】武田光司、元UFCファイターに失神負け ギロチンで落とされピクリとも動けず

武田光司(BRAVE)がスパイク・カーライル(米国)に2R2分35秒、ギロチンチョークで落とされ、敗れた。

スパイク・カーライル(左)に失神負けを喫した武田光司(中央)【写真:山口比佐夫】
スパイク・カーライル(左)に失神負けを喫した武田光司(中央)【写真:山口比佐夫】

「湘南美容クリニック presents RIZIN.35」第5試合

格闘技イベント「湘南美容クリニック presents RIZIN.35」(2022年4月17日、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザメインアリーナ)RIZIN MMAルール、5分3R(71キロ)

 武田光司(BRAVE)がスパイク・カーライル(米国)に2R2分35秒、ギロチンチョークで落とされ、敗れた。

 1R、武田はレスリングの動きで完全にカーライルを封じていた。バックを取り、執拗に膝を放ち続ける。不完全ながらもジャーマンでのテイクダウンも決めた。スタンドでは、カーライルの軸足にカーフキックを打ち込み、ダメージを与えた。

 2Rも武田のペースかと思えたがローブローをもらった直後に流れは変わる。テイクダウンを狙い、タックルに入ったところでカウンターのギロチンチョーク。なすすべなく、完全に落ちてしまった。

 アニメ「BLEACH」の黒崎一護をほうふつとさせる衣装で入場したカーライル。元UFCファイターの実力をみせた形だ。試合後「コウジは強かった。カーフキックも良かった」とリスペクトを忘れなかった。

 レスリングエリートの武田。試合前には、元UFCファイター・カーライルとの対戦に緊張を隠せないでいた。「僕が格闘技を始めたきっかけっていうのはUFC。トップ団体の試合を見て、カッコいいなと憧れて始めました。憧れている部分、プレッシャーを感じる部分とそれを乗り越えたいなという気持ちですね」と決意を固めていたが、悔しい結果に終わってしまった。

次のページへ (2/2) 【動画】武田光司が“落ちた”実際の映像
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