【HEAT】10日前に肋骨骨折の石井慧が緊急参戦 2年4か月ぶりの国内MMA戦へ「今は無理する時」

格闘技イベント「カケルホールディングス PRESENTS HEAT50」(5月7日、名古屋国際会議場イベントホール)の開催発表会見が12日、都内で行われた。「HEAT」は50回目の記念大会になる。同会見は4部構成で行われ、08年北京オリンピック(五輪)柔道男子100キロ超級金メダルで総合格闘家の石井慧(35=チーム・クロコップ)らが出席した。

先日、肋骨を骨折したばかりの石井慧【写真:ENCOUNT編集部】
先日、肋骨を骨折したばかりの石井慧【写真:ENCOUNT編集部】

3日の試合で骨折したばかりも…「1か月ありますのでイケるんじゃないかと」

 格闘技イベント「カケルホールディングス PRESENTS HEAT50」(5月7日、名古屋国際会議場イベントホール)の開催発表会見が12日、都内で行われた。「HEAT」は50回目の記念大会になる。同会見は4部構成で行われ、08年北京オリンピック(五輪)柔道男子100キロ超級金メダルで総合格闘家の石井慧(35=チーム・クロコップ)らが出席した。

 石井はダニエル・スポーン(米国)とMMA戦を行うことが決まった。対戦相手のダニエルはNAAFSライトヘビー級、CFFCヘビー級のタイトルを持ち、18勝8敗1分の戦績を誇る。

 石井が日本でMMA戦に出場するのは、2020年1月の「HEAT44」クレベル・ソウザ戦以来、2年4か月ぶりになるが、会見後に石井本人に確認すると、実は昨年7月にドイツでMMA戦を行っていたという。

 第5代HEATヘビー級王者ではあるが、現在の石井のイメージは、K-1のリングで闘っているMMAファイターの印象が強い。

 今月3日に開催された「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~K’FESTA.5~」では、無差別級トーナメントに参戦。1回戦で実方宏介をKOで破ったものの、肋骨を骨折したばかりだ。

 これに関して石井は「(骨折したのは)肋軟骨のところなんですけど、柔道の時から何回も怪我して癖みたいになってて、その痛みには慣れているというのがまずあって。でも、いい医者も知ってまして、その医者の力も借りつつ、ほぼというかベストな状態になりつつあると思っています。1か月ありますのでイケるんじゃないかと思ってますし、鉄は熱いうちに打てじゃないですけど、今は無理をする時だと思っているので、ここで頑張っていきたいと思います」と意気込みを口にした。

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