歌手でタレントの鈴木亜美が9日、東京・麻布十番のtokyoarts gallaleyでスタートする写真展「AmiSuzuki 40th Birthday Anniversary Photo Exhibition」のオープニングイベントに登場した。

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　今月5日に第3子の妊娠を公表して以来、初の公の場。鈴木は淡いイエロー地のワンピースに白いローヒールで、にこやかに登場した。

　報道陣の祝福に対し「ありがとうございます。（妊娠は）すごくうれしいですね。正直びっくりしているというのもあるんですけど。生まれたばっかりのときは（育児が）大変なので、もういいやというのがあったんですけど、次男も2歳になって、気持ちの余裕が出てくると、子どもが欲しいなという気持ちができた」と妊娠に至る気持ちの移ろいを説明。「（40歳で出産するのは）年齢的にもどうかなという思いもありましたが、芸能界の先輩も40歳過ぎで産んでいる方もいるので、まだまだ頑張れるかな、と。子どもたちが楽しく遊んでいる姿を見て、もう少し子どもが欲しいなと自然に」と振り返った。

　現在「妊娠6か月で21週です」と報告すると同時に、出産予定日は「8月中旬くらいですね」と明かしたが、性別については「実は分かっているんですが、100％とは言えないので、産まれてからお伝えしたい。（長男、次男ときているので）主人からしたら女の子で、（結婚式のときに）バージンロードを歩きたいという夢もあるようなので、女の子も希望的にはあるのかな」と幸せいっぱいに含みを持たせた。

　5歳の長男はすでに、新しい命の育みを理解しているようで「毎日、お腹の赤ちゃんに『行ってくるね』とか『おやすみ』とかすごく積極的に話しかけています。次男は2歳なので、まだ赤ちゃんとは分かっていないかな」とほほえましい家族の風景を明かした。

　鈴木といえば、バラエティー番組などで激辛料理を平然と平らげることから“激辛女王”の称号を持ち、2021年には激辛をメインとしたYouTubeチャンネル「あみーゴTV」を開設したほど。ところが妊娠が分かった瞬間に、ピタリと激辛断ちを敢行したという。

「すごく我慢しています。刺激的なもの、強いスパイスはあまりよくない。（医者から）ダメとは言われていないんですが、なるべく控えるようにと（言われた）。だったら徹底的に我慢しようと」と決意。長男、次男の妊娠中も我慢していたという。

　9日にスタートした写真展では、今年2月に開催した40歳のバースデーライブのステージ写真やライブのために撮り下ろしたイメージビジュアルなど40点が展示されている。長男の七五三の着物をリメークしたライブで着用した衣装やライブ映像も楽しめる。

「写真展は初めてです。40代のライブも私にとっては節目で、思い切りやったライブでもあるので、それを記念して写真に撮ってギャラリーにしてもらった。こんなきれいに撮ってもらうことはないかなと思うくらい。ファンの皆さんには、これを目に焼けつけてほしいなと思います」と納得のいく仕上がりににっこり。「あらためて見て、まあいい年になったなと思いますね。本当に久々（11年ぶり）のライブでもあったし、私自身いろんな思いがあったし、とにかくホッとできた表情が多いかなと思います」と採点した。

会期は9日から17日まで。入場無料。