【RISE】白鳥大珠、死闘制すもカーフ浴び続けた足は悲鳴「痛くてたまらない」

立ち技打撃格闘技「Cygamaes presents RISE ELDORADO 2022 ~Tenshin Nasukawa Final Match」(2022年4月2日・代々木第一体育館)第6試合、Super Fight!ライト級(63キロ)3分3R延長1R

記者会見に臨んだ白鳥大珠【写真:ENCOUNT編集部】
記者会見に臨んだ白鳥大珠【写真:ENCOUNT編集部】

「RISE ELDORADO 2022」第6試合

立ち技打撃格闘技「Cygamaes presents RISE ELDORADO 2022 ~Tenshin Nasukawa Final Match」(2022年4月2日・代々木第一体育館)第6試合、Super Fight!ライト級(63キロ)3分3R延長1R

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 白鳥大珠(TEAM TEPPEN)が秀樹(新宿レフティージム)に判定勝ち。3Rでは決着がつかず、延長の末に8か月ぶりの勝利を手にした。

 1Rからお互いにローキックの蹴り合い。白鳥はジャブやストレートを織り交ぜながらキックを出すが、秀樹は重いローキックを放っていく。

 3R終了時点の判定では勝敗がつかず、延長Rに突入。最後の力を振り絞った白鳥はジャブ、ストレートの2連続で終わらず、そこにキックも入れる3連続コンビネーションを繰り出し、勝利を手繰り寄せた。

 両者は2019年2月のRISEライト級(63キロ)王座決定戦で対戦。白鳥がTKO勝利を収めていた。

 白鳥は、21年6月に行われた「RIZIN KICK ワンナイトトーナメント」で“浪速のエンペラー”皇治を破り優勝。同年9月に「RISE WORLD SERIES 2021 YOKOHAMA」では直樹に0対3の判定で敗れており、この日はそれ以来の試合だった。

 試合後、記者会見場に足を引きずりながら登場。状況について聞かれると「カーフキック蹴られました。予想はしていたんですけれど、試合終えたら痛くてたまらない」と苦い表情だった。

 続けて「作戦はいくつか立てていたけれど、試合をするとうまくいかないですね。ポイントを取られていないとは思っていたけれど、ギリギリ勝っていたという気持ち。決めきれないですね3Rで」と悔しさをあらわにした。

 延長Rは「気持ちでしたね。完全に前回は気持ちが折れて負けたんですけれど、前回のことがよぎった。気持ちの戦いになると想像していて。自分の中でも闘っていた」と振り返った。

 白鳥を奮い立たせたのは、同門であり、後輩の風音の存在だ。「後輩の風音の延長勝利が浮かんでそれに救われた。普段の練習を見ていても後輩だけれど尊敬できる」と賛辞を送った。

 最後には「首の皮1枚つないだなって。今回は本当に続けられるのかなど追い込まれていた。試合を今年はガンガン積みたいなと、コンスタントにやっていきたい。年間7試合くらいやりたい。前まではRISEを引っ張るとかプライドを高く持っていたんですけれど、そういうのはいったん捨てて、自分は自分でやっていきたいですね。65キロでグローリーと提携してやっていくのに入っていきたい」とイケメンファイターがハングリーさを見せていた。

次のページへ (2/2) 【写真】紫色に腫れ上がる白鳥の右足
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