恵俊彰、早大大学院“スポ科”入学 1年コースなら超ハードスケジュールに

お笑いコンビ・ホンジャマカの恵俊彰が26日放送のTOKYO FM「チャレンジストーリーズ」最終回に出演し、4月から早稲田大学大学院スポーツ科学研究科に入学することについて語った。恵は同番組のパーソナリティーを務めており、番組タイトルにちなみ“新たな挑戦”を決めた心境の変化も明かした。

早稲田キャンパスの大隈記念講堂【写真:ENCOUNT編集部】
早稲田キャンパスの大隈記念講堂【写真:ENCOUNT編集部】

26日のラジオで大学院入学について語る

 お笑いコンビ・ホンジャマカの恵俊彰が26日放送のTOKYO FM「チャレンジストーリーズ」最終回に出演し、4月から早稲田大学大学院スポーツ科学研究科に入学することについて語った。恵は同番組のパーソナリティーを務めており、番組タイトルにちなみ“新たな挑戦”を決めた心境の変化も明かした。

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 番組内で恵は「大学院に1年通うことになりました。修士課程」と報告。大学院進学の動機については「高校しか出てないという思いがあって。心のどこかに忘れ物みたいなもの、大学に行ってみたかったというのはすごくあったんです。で、この2年、コロナ禍ということもあり、人生の価値観といいますか仕事をしていることも含めて向き合っている世の中がすごく変化したことも背景に一つ」と説明。18年3月に同研究科を修了した青山学院大学陸上部の原晋監督から「社会人として勉強することがプラスになった」と聞いたこともきっかけになったという。

 大学院で研究したいテーマについては、総合司会を務めるTBS系情報番組「ひるおび」(月~金曜、午前10時25分)でスポーツについて伝える機会が多いことを挙げ、「毎日放送していることとは別にどういうふうにスポーツを伝えるべきなのか、今までどういうふうに伝えられてきたのか。伝え方もテレビだけじゃなくてインターネットの生配信がこれからはメインストリームになってくるのかもしれないとか。いろんな社会環境が変わってくるし、世の中の価値観がちょっと変わってきてるっていう時期」と語った。

 これらの発言からすると、恵が入学するのは大学院スポーツ科学研究科の修士課程1年制コース(社会人入学試験)とみられる。同研究科の公式ホームページによると、今年4月入学(春期)希望者の場合、昨年12月13日から今年1月6日までに願書を提出し、同22日に面接試験、28日に合格発表というスケジュールとなる。受験資格については「個別の入学資格審査により、大学を卒業した者と同等以上の学力があると認めた者で、入学の時点で最終学歴卒業(修了)後、3年以上経過し入学までに22歳に達する者」と入試要項で説明されている。

「2009年3月から『ひるおび!』の司会を務めてきた恵さんの経験はメディア論やジャーナリズム論、あるいはスポーツ社会学、メディアスポーツなどといったジャンルの学問を研究する上でとても貴重な経験で、大学院では業績に数えられる場合もあります。入学試験では求められる要件、研究計画書、面接試験、これらを総合的に判定します。大型帯番組の総合司会を13年務めたほどですから面接試験でも弁が立ったでしょうし、社会人入試なので面接官が受験生に無理難題の質問を繰り返して反応を審査するといった圧迫面接はしないでしょう。教授にも事前に連絡をとっているはずですから、大学受験に失敗して3浪した過去があったとしても、落ちることはまずなかったと思います」(難関私大の講師)

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