前澤友作氏「チップ、渡していいんですか?」 地球帰還後“Uber”利用増で素朴な疑問「弾みますよ」
宇宙から帰還した実業家の前澤友作氏とUber Eats(ウーバーイーツ)日本代表の武藤友木子氏がこのほど、都内で初めて対談した。昨年12月、前澤氏は民間の日本人として初めてISS(国際宇宙ステーション)への渡航に成功。地球からUber Eatsの特別配達パートナーとして、ISSに滞在している宇宙飛行士に新たな食料を届ける任務も果たした。今回、初対面で実現した対談では、2人が同社史上初となった「宇宙へのデリバリー」にまつわる裏話、互いの印象、若い世代に向けて「今、やるべきこと」などを語った。その模様をENCOUNTが独占でお伝えする。
ENCOUNT独占! ウーバーイーツ日本代表・武藤友木子氏と初対談
宇宙から帰還した実業家の前澤友作氏とUber Eats(ウーバーイーツ)日本代表の武藤友木子氏がこのほど、都内で初めて対談した。昨年12月、前澤氏は民間の日本人として初めてISS(国際宇宙ステーション)への渡航に成功。地球からUber Eatsの特別配達パートナーとして、ISSに滞在している宇宙飛行士に新たな食料を届ける任務も果たした。今回、初対面で実現した対談では、2人が同社史上初となった「宇宙へのデリバリー」にまつわる裏話、互いの印象、若い世代に向けて「今、やるべきこと」などを語った。その模様をENCOUNTが独占でお伝えする。(取材・構成=柳田通斉)
前澤氏と武藤氏は、ビジネス界のトップランナー同士だが、歩みは対照的で面識もなかった。
武藤氏「初めまして。この度は本当にありがとうございました。本日はよろしくお願いいたします」
前澤氏「こちらこそ、よろしくお願いいたします。デリバリー、楽しくやらせていただきました」
前澤氏は昨年12月8日午後4時38分(日本時間)、ソユーズ宇宙船「MS-20」に乗り込み、宇宙に出発。約6時間後、同午後10時40分頃ISSへのドッキングに成功した。そして、ISS船内を浮遊しながら、宇宙飛行士に「Hey! Uber Eats!」と呼び掛け、Uber Eatsの紙袋を手渡した。宇宙飛行士は驚きながら、「宇宙にまで来てくれてありがとう(Thank you for coming to space!)」と感謝した。紙袋の中身は、前澤氏が特別にプロデュースしたサバのみそ煮、牛丼、鶏筍、豚の角煮の4種類の缶詰。前澤氏が地球を出発してからは約6時間後で、配達時間、約400キロの移動距離ともに、Uber Eatsの1回の配達における記録を大きく更新した。この企画のきっかけは、前澤氏が昨夏に自身のツイッター上で『宇宙でやってほしい100のこと』を募集したことだった。