WWEサウジアラビア大会はサプライズの連続 「レッスルマニア36」に大物スター選手続々参戦へ

王者レスナーがリコシェをスープレックスで圧倒した 【写真:(C)2020 WWE, Inc. All Rights Reserved.】
王者レスナーがリコシェをスープレックスで圧倒した 【写真:(C)2020 WWE, Inc. All Rights Reserved.】

アンダーテイカー、ジョン・シナなど大物が登場 プロレス界最大の祭典まであと1か月

 また、今回の「スーパー・ショーダウン」ではメインでユニバーサル王座が移動した。18年に殿堂入りしたゴールドバーグが”ザ・フィーンド”ブレイ・ワイアットに土をつけ、約2年ぶり2度目の同王座奪取に成功したのである。こちらもレスナー同様、短時間決着。19年6月7日サウジアラビアでジ・アンダーテイカーに喫した不本意な敗戦の借りを圧倒的パワーで返してみせたのである。

 この結果により、WWEの2大王座は非フルタイムのスーパースターが保持する異常事態となった。WWE王者レスナーがドリュー・マッキンタイアとのタイトルマッチに駒を進めれば、新ユニバーサル王者ゴールドバーグは翌日の2月28日「スマックダウン」にてローマン・レインズのアピールによりベルトを懸けた一騎打ちが決定。どちらも舞台は4月5日「レッスルマニア36」だ。さらに同「スマックダウン」では現在俳優として引っ張りだこのジョン・シーナが久々にWWEへ帰還。「レッスルマニア36」でのワイアット戦が電撃的に決定した。

 徐々に見えてきた「レッスルマニア36」の全貌。その前には3月8日「イリミネーション・チェンバー」も控えている。ここでは中邑真輔がサミ・ゼイン&セザーロと組みブラウン・ストローマンに明け渡したインターコンチネンタル王座に1対3のハンディキャップマッチで挑戦。また、アスカは6人参加の女子イリミネーション・チェンバー戦に登場。これに勝てば「レッスルマニア36」でベッキー・リンチのロウ女子王座に挑戦となるのだが、前NXT女子王者シェイナ・ベイズラーの存在が不気味である。(日付はすべて現地時間)

次のページへ (3/3) 【写真】WWE「スーパー・ショーダウン」サウジ大会の模様
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