公開中の「映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021」の公開記念舞台あいさつが5日、都内映画館で行われ、ゲスト声優を務めた女優の松岡茉優、お笑いコンビ「ミルクボーイ」の内海崇、駒場孝、山口晋監督が登壇した。赤いレトロなワンピース姿で登場した松岡は、「今日は皆さんのお顔を見れて本当にうれしいです」と笑顔を見せた。

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　同作は「映画ドラえもん」シリーズ41作目で、新型コロナウイルスの影響で公開を延期していたが、今月4日に封切りされた。1985年に公開された「映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争」のリメイク作品でありながら、新しい脚本と現在の最新技術を駆使し、さまざまな進化を遂げている。

　宇宙を舞台にドラえもんたちが勇気で活路を拓いていく物語にちなみ、最近勇気をふりしぼったことを聞かれると、「何年もお友達になりたいと思っていた子に、連絡先を書いてお手紙を渡したこと」とはにかんだ松岡。「4月から新しい学年になったり学校が変わる子がいるかもしれないけど、お手紙はどうかな？　おすすめです」と集まった子どもたちに優しく語りかけた。

　トークコーナーで、ドラえもんから劇中に登場したひみつ道具で、貼った壁が秘密基地になる「かべ紙秘密基地」を使ってどんなことがしたいかと問われた松岡は「私、子どものころにジャイアンって呼ばれていたんですよ」と告白。「上手じゃないのに歌をすごく大きな声で歌うから、母親にジャイアンと言われていたので、この中で一緒に歌いましょうか」とジャイアンにリサイタルのラブコール。話を振られたジャイアンも「一緒にリサイタルできるのか？」と喜んでいた。