川栄李奈が3代目ヒロインの大月ひなたを演じるNHKの連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」（月～土曜、午前8時）。第18週では、ひなたが時代劇の大部屋俳優・五十嵐文四郎（本郷奏多）からプロポーズされるなど幸せなムードが漂っていた。一方で時代劇が減る流れもあり、2人の将来が気になる。3月7日から始まる第19週の見どころを探った。

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（※以下、ドラマの内容に関する記述があります）

　NHKによると、ひなた（川栄李奈）が企画した映画村のお化け屋敷は、大成功を収めるという。だが、落ち武者の幽霊を演じた五十嵐（本郷奏多）は、喜ぶどころか不満げな様子。大部屋俳優のままではだめだと焦りを募らせる。もどかしさを抱えるひなたは、甲子園中継を見ても、テレビですみれ（安達祐実）の結婚記者会見を見ても、五十嵐との将来に思いをはせるばかりという流れに。

　そんな中、ひなたの弟の桃太郎（青木柚）が誕生日を迎え、五十嵐も交えて家族でご飯を食べることに。るい（深津絵里）や錠一郎（オダギリジョー）も五十嵐が来るのを楽しみに待つが、夜になっても現れず、ひなたは心配する流れに。一方、その頃、1人でやけ酒をあおっていた五十嵐は、同じ店ですみれとその夫に遭遇。酔いに任せて絡んでしまい、騒動を引き起こしてしまう。後日、監督に呼ばれた五十嵐は、今回の件の責任を取るように言われる展開という。

　ひなたと五十嵐の結婚は近いかもしれないと思われたが、第19週は幸せムードから一転、2人の関係に暗雲が漂ってきた。騒動がどれほどのダメージを与え、どんな責任を取るのか不明だが、大部屋俳優のままではだめだと焦りを募らせる五十嵐の姿が気になる。脚本家・藤本有紀さんのこれまでのジェットコースターのような展開を考えると、明から暗への急展開の可能性も考えられる。第19週も目が離せなくなりそうだ。