お笑いコンビ、チョコレートプラネットがモーションキャプチャでアニメのメーンキャラクターを演じるCGアニメーション「ヘルピポ！」が、1日より配信スタートする。玩具メーカー・バンダイと吉本興業が企画・制作するもので、1日から7日までは毎日午後5時に、それ以降は夏ごろまで毎週、公式YouTube、TikTok、ツイッターで新作40本以上を配信する。

　人間の世界とはまったく異なる場所“地獄”で生活する鬼の高校生のハイテンションでヤバい日常を描いたショートコント。リーゼントのような角が特徴の鬼「突髪鬼（トッパツキ）モリスケ」を長田庄平、ふわふわとしたアフロが特徴の鬼「雲髪鬼（ウンパツキ）モジャオ」を松尾駿が演じる。2人がモーションキャプチャの装置を身に着け、キャラクターに表情や動き、声を乗せる。チョコプラの他、鬼越トマホークやイチキップリンらよしもと芸人も登場する予定。

　先日行われたオンライン取材会で長田は、「今までやってきたコントとは違うパターンのコント。浣腸をしたり、現実ではできない遊びができる」と、2人の動きがそのままコントになる仕組みを紹介。「CGアニメーションで僕らの新しいコントを見てもらいたいです」と、コントの深堀りに自信を示した。

　一方の松尾も「リアルな地獄感がある。CGだったらどんなコントもできる」と、コント師として可能性に言及。「手ごたえを感じています。3年後はバンダイさんと組んで、モーションキャプチャだけで食べていきます。理想は月に4000万円」と、バーチャルキャラとしての野望をぶち上げた。