元乃木坂46・真洋(mahiro)が描く未来像「安室奈美恵さんのような存在に」

2018年に乃木坂46を卒業し、現在はソロアーティストとして活動する真洋(mahiro)が、セカンドシングル「ただ、君がいないだけで」をリリースした。今作は、話題の男女デュオ「まるりとりゅうが」のRyugaがプロデュース。別れてしまった大切な人へのやるせない気持ちをつづったミディアムバラードをどんな思いで歌ったのか――。本作の注目ポイント、ソロアーティストとして目指す未来、乃木坂46への思いについて話を聞いた。

セカンドシングル「ただ、君がいないだけで」をリリースした真洋(mahiro)【写真:イシイヒデキ】
セカンドシングル「ただ、君がいないだけで」をリリースした真洋(mahiro)【写真:イシイヒデキ】

真洋(mahiro)インタビュー セカンドシングルはRyugaがプロデュースした切ないラブソング

 2018年に乃木坂46を卒業し、現在はソロアーティストとして活動する真洋(mahiro)が、セカンドシングル「ただ、君がいないだけで」をリリースした。今作は、話題の男女デュオ「まるりとりゅうが」のRyugaがプロデュース。別れてしまった大切な人へのやるせない気持ちをつづったミディアムバラードをどんな思いで歌ったのか――。本作の注目ポイント、ソロアーティストとして目指す未来、乃木坂46への思いについて話を聞いた。(取材・構成=イシイヒデキ)

誰もがアッと驚く夢のタッグ…キャプテン翼とアノ人気ゲームのコラボが実現

――昨年7月にソロアーティストとしてデビューを果たしました。ソロで活動を始めてどんなことを感じましたか。

「今まで以上にしっかりしなければと思うことが多いです。グループ時代は、メンバーに得意・不得意があり、助け合って活動していて、私はトークやMCが苦手で、そういった場面で他のメンバーに任せてしまうことがありました。今は、全部1人で説明しなければならないので責任を感じます」

――乃木坂46の卒業生は、女優業をメインに活動される方が多いと思うのですが、ソロアーティストという道を選んだ理由は。

「ずっとソロアーティストになるのが夢で、乃木坂46、『Z-Girls』(韓国で結成された多国籍ガールズユニット)での活動を経て、日本に戻ってくることになり、そのタイミングでソロで活動することを決断しました。私だけちょっと別の道を進んでいて、よかったのかな? と思うこともありましたが、自分が選んだ道なので、『さすが乃木坂46の1期生!』と言っていただけるように、このまま突っ走っていきたいと思っています」

――セカンドシングル「ただ、君がいないだけで」はどんな曲になっていますか。

「今作では、切ないラブソングに挑戦しました。離れてから気づく大切さ。頭では理解しているけど相反する行動をとってしまう。そんな自分に苛立ってしまう……。そういった心情が描かれた曲になっています。自分の大切な人がいなくなってしまったら……、と私自身も想像して歌ったので、100人が聞いたらそれぞれのストーリーが頭の中に流れてくるのではないかと思います」

――Ryugaさんがプロデュースした作品となっています。

「Ryugaくんはラブソングが大の得意で、今回プロデュースしていただくにあたって、Ryugaワールドを感じる曲をリクエストしました。最初は、難しくて歌えるか、ちゃんと思いを伝えられるのかと心配だったのですが、歌うたびに自分の歌にすることができて、素晴らしい作品に仕上げることができました」

――Ryugaワールドを感じる歌詞を教えてください。

「私は2番Bメロの『ぼやけた化粧を直しては』という歌詞が気に入っています。にじんだ化粧ではなく、ぼやけた化粧という表現の仕方が新しいと感じて、なぜ男性のRyugaくんが思いついたのだろう? と不思議に思いました」

――ご自身の意見も歌詞に反映されていると聞きました。

「2番Aメロに『君が教えてくれた切ないラブソング』という歌詞があるのですが、最初はラブソングではなく『インディーズソング』でした。だけど、私があまり使わない言葉だったので、『ラブソング』の方がリアル気持ちで歌えると思い、歌詞に反映していただきました」

次のページへ (2/3) 青春時代を過ごした乃木坂46には「感謝しかありません」
1 2 3
あなたの“気になる”を教えてください