日本最大規模となるトーナメント形式のeスポーツ大会ツアーで、スマホアプリゲーム「モンスターストライク」(モンスト)のプロチームが争う「モンスト プロツアー 2019-2020」のツアーファイナルが29日、東京・ユナイテッドシネマ アクアシティお台場で行われた。2019年度の王者を決める決勝大会は、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、eスポーツでは異例となる無観客試合での開催となった。

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　この日は、レギュラーシーズン上位4位に入ったアラブルズ、GV、【華】獣神亭一門、今池壁ドンズαの4チームが参加。激闘を繰り広げ、アラブルズが初の頂点に立った。優勝チームには賞金1230万円が贈られる。

　試合は、レギュラーシーズン同様にYouTubeで中継配信された。4人1組の選手たちが並んで戦うステージの前の客席は、すべて空席となったが、解説の実況や照明・BGMで盛り上げ、緊張感ある試合が展開された。

　■「XFLAG」ブランドとして事業を運営するミクシィの比奈本真・ライブエンターテインメント事業部部長の話　
「エンターテインメントを提供する者として、非常に難しい判断ではありましたが、お客様の健康・安全を考慮することは勿論、出場いただく選手にも意見をヒアリングし、総合的に判断を下しました。結果多くのファンの皆様からもご理解頂き、本日の配信をいつも以上に盛り上げていただいたこと、本当に嬉しく、そして深く感謝しております。この経験を目先の対応で終わらせず、今後のモンストeスポーツシーンの発展にしっかりと活かしていければと思います」