タレントのLiLiCoとその夫で「純烈」のメンバー・小田井涼平が11日、都内で行われたLiLiCoのプロレス引退試合カード発表記者会見に出席した。会見には引退試合でLiLiCoチームのセコンドを務める小田井以外の純烈メンバーもスーツ姿で登場。意気込みを語った。

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　3月20日に行われる「Judgement2022～DDT旗揚げ25周年記念大会～」両国国技館大会でプロレス引退試合を行うLiLiCo。試合では、LiLiCoのパートナーとして株式会社CyberFight副社長兼選手の彰人と、LiLiCoの夫で「純烈」のメンバー・小田井が参戦。小田井はプロレスデビュー戦で、酒井一圭、白川裕二郎、後上翔太の3人はセコンドとして試合を見守る。

　酒井は「この会見を開いている場所は純烈にとっても非常に思い出深く、覚悟が必要な場所でありまして」と切り出し、「3年前にメンバーがスキャンダルを起こしたときに謝罪会見をした会場であります」と19年1月に元メンバーの不祥事について謝罪会見を行った場所と同じであることに触れて笑いを誘った。さらにフォーマルなスーツ姿で登場したことについては「小田井さんがLiLiCoさんとともに戦うという覚悟。その覚悟を背負うということは普段着ている歌唱の衣装ではなく、約3年ぶりの謝罪会見用のスーツに袖を通したわけでございます」と神妙な面持ちで語った。

　また、セコンドとしての意気込みを問われた酒井は「本音を言うと、白川さえケガしなければいい。白川は替えの利かないメインボーカル。小田井、後上、私はいくらでも替えがいる状態なので、もし純烈に負傷者が出たときには逆にレスラーを純烈にしていただいて、予定通りに全国ツアーを回ってほしい」とツアー敢行に強い意欲を見せた。

　LiLiCoは「なにかあったら私が純烈に入ります」と意気揚々と立候補。小田井は「歌手はほぼ肩書きで、コンサートでもMCしかやっていない。そういう意味ではLiLiCoが代わりに入った方が前向きな純烈になるんじゃないか」と自虐を交えながら話していた。