戦隊出演の森日菜美が考える芸能界で必要なこと 東宝芸能で異色の存在「特技は営業」

テレビ朝日「機界戦隊ゼンカイジャー」(毎週日曜、午前9時30分)でフリント・ゴールドツイカー役を演じる女優の森日菜美(20)が24日に、ファースト写真集「もりだくさん。」(講談社)を発売する。フリント・ゴールドツイカーの劇中衣装でのショットも収録し、スーパー戦隊シリーズとコラボした異色作。ドラマでは元気キャラを演じていたが、本人もかなりの個性派だ。

3年越しの夢を実現した森日菜美【写真:荒川祐史】
3年越しの夢を実現した森日菜美【写真:荒川祐史】

森日菜美インタビュー、ファースト写真集「もりだくさん。」発売

 テレビ朝日「機界戦隊ゼンカイジャー」(毎週日曜、午前9時30分)でフリント・ゴールドツイカー役を演じる女優の森日菜美(20)が24日に、ファースト写真集「もりだくさん。」(講談社)を発売する。フリント・ゴールドツイカーの劇中衣装でのショットも収録し、スーパー戦隊シリーズとコラボした異色作。ドラマでは元気キャラを演じていたが、本人もかなりの個性派だ。(取材・文=平辻哲也)

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 写真集は、沖縄での王道の水着姿、初のランジェリー姿、真冬の嬬恋村でのスノーウェア姿、旅館で見せた大胆ショット、スーパー戦隊シリーズゆかりの地・東京ドームシティアトラクションズではフリント・ゴールドツイカーの劇中衣装をまとうなど初めて尽くしだ。

「今までのグラビア撮影で培ったものを余すところなく披露しました。構成から携わったので、最高傑作だと思います。ファースト写真集で最高とか言っちゃうと、次が出せないかも」と笑顔で自信を見せる。

 森は2014年、「東宝芸能創立50周年記念」オーディションに合格し、翌15年、「校庭に東風吹いて」で映画デビューした20歳。東宝芸能では珍しく水着姿も披露する女優で、今年の東宝カレンダー(8月)も飾った。

「事務所に8年いますから、年数だけは中堅ですかね。でも、3年前は思うように仕事が続かない苦悩時代があって、それを乗り越えての今。こういった一つ一つの仕事もそうですけど、毎日撮影現場に向かえるという喜びが大きいです」と明るく語る。

 戦隊シリーズ出演は3年越しの夢の実現だった。「毎回毎回、オーディションで全力を尽くしたんですけど、形にならずじまい。今回も受かると思っていなかったので、うまくレールに乗れたかなと。さらに写真集も出るとなると、今が人生のピークなんじゃないかって、不安になっているぐらいなんです」と話す。

 東宝芸能と言えば、清純派シンデレラだが、森は個性派。最新プロフィールには「趣味:小松菜の洗浄、特技:営業」と書いている。

「実家が農家で、学校給食に野菜を納めているんです。実家には、野菜を洗う大きな機械があり、ゴム手袋をしながら、父の手伝いをしています。“営業”は、リニューアルして加えました。タレントは、事務所のマネジャーさんに営業していただいて仕事が決まっていくじゃないですか。でも、私は、直接会ってもらわないと、魅力が伝わらないと思っているんです。おしゃべりで、話すことが私の魅力だということを伝えたくて。私は東宝シンデレラじゃなくて、東宝ラプンツェル。シンデレラじゃなくても、ガラスの靴を履けるんだよ、というのを見せたいんです」

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